この冬は来客時を除いてほとんど暖房を入れなかったのだが、日中、最高気温が零下だとやはり肌寒く、暖房を入れることにした。うちの暖房は、ドイツで一般的なセントラルッヒーティング。ダイアルを回してヒーターの中をお湯が通り、ヒーターが熱を持つ。建物自体の断熱がいいのですぐに暖かくなるが、うちの場合、13度でも私には十分暖かい。
13度で過ごすなんて、なんてケチ!と思われるかもしれないが、ちゃんと冬の服装(一応防寒下着着用)をしていれば本当にそれで十分なのだ。そんな私も、日本の冬、特に家の中の寒さは耐え難い。しかも暖房を十分に入れて寒暖計が18度を指していても寒い。
ドイツの13度が十分暖かくて、日本の18度が寒いってどういうことか?
以前、一番湯は、熱い割に風邪をひきやすい、という話を聞いたことがある。一番湯は、お湯の熱い部分と冷たい部分がよく混ざり合っておらず、人の感覚は熱いところばかりに反応するものだから、熱く感じても実はお湯のまだ冷たい部分にも接しており、体が温まらないうちに湯から出てしまうので湯冷めして風邪をひきやすい、というのだ。
日本の家の中の寒さもそれに似たところがあるのだろう、暖房して「全体として」18度になっていても(一部の空気は20度以上でも、10度以下の空気も混ざっている状態)、皮膚は冷たい空気に刺激されて寒く感じる。つまり隙間風だ。
一方、ドイツの家屋は、日本の温風暖房とは違って部屋の空気が均等に温められるので13度でも、冷たい部分がなく十分に暖かく感じる、ということなのだろう。だから非常に快適だ。これに慣れてしまうと冬、日本に帰れなくなってしまう。困ったものだ・・。
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