欠点豆のハンドピック
だ。
どんなにいいコーヒーだって、手間を考えたら一般に市販されているコーヒーにハンドピックは望めない。それができるのが自家焙煎のいいところだ。自家焙煎コーヒーの美味しさはここから来ているに違いない。
そんなメリットがわかって欠点豆のハンドピックを行っていたところ、ケニアのJosraという生豆で歩留まりがかなり悪いという結果になった。全体の三分の一程度を欠点豆として除去していたのだ。欠点豆の多くはフラットな部分のない丸っこい豆。
左が普通の生豆、右がピーベリー(Peaberry) |
私は、そういう豆は焙煎挙動が他と違うので取り除くべきだという情報を得てハンドピックで取り除こうとしていたのだ。しかしこれほど欠点豆が多いとなると、もしや欠点豆ではなくこういう形が多い種類も存在するのではと思い、調べたところ、果たしてその通りだった。そういう豆を
ピーベリー(Peaberry)
というそうだ。普通、二つ一組で育つはずの豆が、一つだけで育ったものがピーベリー。そしてそういう豆は割合いが少ないが、欠点豆なんかではなく、むしろ美味しい豆で、それだけを集めて高値で売られていることもあるということがわかった。
ということは、歩留まりが悪いと思っていたJosraは、実は宝の山ということになる! あまりに欠点豆の割合いが多いと思って、もうこの産地のものは買わないことにしようと思っていたのが、一転、次回の第一の購入候補になった。
とは言え、飲んで確かめてみないことには始まらない。ハンドピックしたピーベリーがだいぶ溜まったので近々これを焙煎して飲んでみようと思う。結果に乞うご期待!
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