ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2018年2月27日火曜日

航空券、選択の基準は?(画像あり〼)

 ベルリンに住んでそろそろ20年、日本には年に1、2回は帰る。もちろん飛行機で。

 はじめは飛行機に乗るだけでワクワクしたものだが、35歳を過ぎる頃から憂鬱になってきた。理由は頭痛。加齢が原因なのだろうが、ヨーロッパと日本の間を飛ぶ長時間のフライトでは離陸後5時間も経つともうダメだ。はじめはアルコールを控えたり、運動をしたりと対策を試みたがあまり効果がなかった。

 しかし最近、効果的な対策を見つけた。それは利用する飛行機(機種)で航空券を選ぶ、ということ。Google Flightをはじめ、航空券を比較するサイトを見ると、航空会社、値段、飛行/乗継時間、席のピッチ(エコノミークラスの場合)が表示される。選択の基準として価格は重要だが、価格がいくら高くても頭痛は避けられない。

 去年の10月のことだが、ベルリンから東京へ飛ぶのにカタール航空を使った。ベルリン(テーゲル空港)からドーハまではボーイング777、ドーハから東京まではエアバス350。その後、11月にも帰国。その時は全日空。ベルリンからデュッセルドルフまで鉄道を使ったがデュッセルドルフから東京まではボーイング787。さらに今年になってからもう一往復、ベルリンからブリュッセル経由で東京にボーイング787で飛び、帰りは東京からフランクフルトまでボーイング777。利用したのは全日空。

 この中で頭が痛くなったのは、長距離ではボーイング777の時だけ。カタール航空の場合、ベルリンとドーハの場合、頭が痛くなってきたところで着陸だったので好都合だった。つまりボーイング787とエアバス350では頭が痛くならない、という経験をした。キャビンの気圧が従来機よりも高いと聞いていたが、頭痛から免れられたのはそのせいだろうか。それとも偶然?

 日本とヨーロッパを結ぶ長距離では、ボーイング747、777、787、エアバス330、340、350、380が利用されているが、キャビンの与圧が高いのは、ボーイング787とエアバス350。両機種の利用機会はこれから増えていくだろうが、航空券を買う時の重要な基準になりそうだ。

ポーランド航空のボーイング787、成田空港にて。ベルリンとはワルシャワ経由でつながっている。いつか使ってみたい。

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2018年2月26日月曜日

Bonitoのあら焼き(画像あり〼が、閲覧注意)

 ベルリンで初めてBonito)を買ったのはいつだったか。いつも買うFlying Fishの、今は引退したらしいおじさんがよく薦めてくれたが、大きさに躊躇して買わなかった。おじさんは、頭を落としてしまえばそんなに大きくはないよと言ってくれていたが・・。

 買って頭を落としてしまうと確かに手に負えない大きさではなかった。しかし今度は落として捨ててしまう大きな頭が勿体無い、申し訳ないと思うようになった。鮪は兜焼きを良く聞くが、鰹はどうなのだろう。

 今回、ものは試しと兜、カマ、中骨を焼いて見た。兜は大きいとはいえ、鮪と違ってそれほど肉は付いていない。しかし焼くと旨味が増して美味しかい。オーブンで焼いた。兜は敷いたアルミホイルにくっついてしまい、怖い顔になってしまったが、怖い部分が一番美味しかった。

 白飯と味噌汁、それにあら焼きがあれば、それだけでも美味しいご飯!

鰹のあら焼き、顔が怖いぃ。

手軽さ:★★
危険度:★
オススメ度:★★
(★×3を最高とする)


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2018年2月25日日曜日

Bonitoのたたき(画像あり〼)

 零下の一日、小ぶりだが活きのよさそうなBonito、つまりがあったのでいつものトルコ人市場で調達してきた。

 捌いてみると期待通りの鮮度でそのままお刺身でも十分いけそうだが、少し表面を炙って見た。炙りに使ったのは、やはりトルコ人市場で購入したバーナー。かなり火力も強く、たたきを作るのにも十分だった。これまでは、フライパンを熱してそこに接触させることで炙っていたのだが、皮が表面にくっついてしまうことも多く、火力の強いバーナーを待望していた。

 味も上々だった。鰹といえばおろしニンニクと一緒に!といきたいところだが、明日友人を迎える予定があったので、生姜にしておいた。

鰹のたたき
手軽さ:★★
危険度:★★
オススメ度:★★★
(★×3を最高とする)

 兜、カマ、中落ちのついた背骨は、あら焼きにした。これも美味しかったのが、あまりフォトジェニックとは言えないので写真を掲載して紹介するかどうか迷っている。



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2018年2月24日土曜日

オーブン焙煎(Guatemala Antigua)(1)

 先日購入した生豆(南米、グァテマラ/アンティグア)150グラムを自宅のオーブン焙煎してみた。

 今回も焙煎前に水洗いした。その後、布巾に包んで乾かし、まずオーブンを200度に予熱。焙煎開始後10分で最初の一爆ぜを確認したのでさらに10分間焙煎。少し焼き色が薄いのでさらに2分間ほど追加で焙煎を続けた。

 結果は、下の写真の通り。

生豆(南米、グァテマラ/アンティグア)を焙煎


 味は、バランスのとれた苦味があり、ほんの少し酸味を感じた。

 結果は良好だと思われたが、焙煎温度はもう少し高くてもいいかもしれない。次回は220度で試してみたい。

 驚いたのは、前回試したトルコ系スーパーで購入した生豆とは焙煎の時の挙動が全く違ったこと。前回の生豆は、火の通りが早く、20分も焙煎すれば焦げてしまったのに、今回のものはさらに焙煎を続けられるかなという印象を受けた。

 オーブン焙煎が楽しくなってきた!


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2018年2月23日金曜日

Dorade Royal (klein) ヨーロッパヘダイ:黒鯛の稚鯛

Dorade Royal (klein) ヨーロッパヘダイ:黒鯛の稚鯛

購入:トルコ人マーケットの魚屋スタンド Flying Fish

ベルリンで購入できる最もポピュラーな魚の一つ。普通の大きさのものはスーパーマーケットの鮮魚コーナーにもあるが、稚鯛は多くないかもしれない。



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2018年2月22日木曜日

Bullenkloster(雄牛の修道院)(画像あり〼)

 ある夏の日のこと、私は散歩でシャルロッテンブルク区のDanckelmannstraße(ダンケルマンシュトラーセ(通り))を歩いていた。茶色の建物の前を通りかかり、ふと見上げたが、私は自分の目を疑った。

 目鼻立ちの整った黒髪の女性が形の良い胸をさらけ出してタバコを燻らせていたのだ。私の目は、男の本能からか動かなくなってしまったのだが、視線に気がついたのか、彼女は私の方に目を向けるとニコッと微笑んで奥へと姿を消した。大学は夏休みに入っていたが、女学生が火照った体を朝の風にでも当てて涼んでいたのだろうか。

 私は魔法にかけれらたようにしばらく動けなかった。

旧独身男性寮(現学生寮)


 そこは、ベルリンの学生組織が運営する学生寮だが、もとは20世紀の初頭に建設された男性労働者向けの独身寮。付近の住民は、Bullenkloster、直訳すれば「雄牛の修道院」と呼んでいた。「雄牛」とは「独身男性」のこと。筋骨隆々とした男性をイメージすればいいだろう。

 当時は、労働者、職人の独身男性は、自分の部屋ではなくベッドを借りて夜にはその寝ぐらに帰るといった生活をしていた。日本で言う簡易宿泊所をイメージすれば良いのだろうか。

 そんな独身者にせめて個室を提供しようというプロジェクトが、財政が豊かだったシャルロッテンブルクで起こり、この建物が建てられた。当時の一部屋の面積は6平方メートルで月の家賃は10マルクだったとのこと。自分の個室を持つというのは、当時の労働者には望み得ない贅沢だったそうだが、独身男性労働者の居住環境改善の嚆矢となったとのこと。

 建物は70年代には放棄され、改修の後に学生寮になった。建設当時、男性専用で女性の訪問は固く禁じられていた建物に、今では女学生も住んでいる。

 この建物の前を通ると、私は必ず彼女の姿を思い浮かべ、その口から紫煙が上った窓のあたりを見上げるのだが、その姿は二度と見ることはない。今では私の記憶も煙のように消えようとしている。

参考リンク:WH Danckelmannstraße




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2018年2月21日水曜日

コーヒー生豆購入(画像あり〼)

 通販で注文していたコーヒー生豆が届いた。中米のグァテマラ・アンティグア、アフリカのケニア・ジョスラ(?)、南米のコロンビア・スプレモの三種各500 g。全部で20.95ユーロ(送料を除く)。のぞき穴から豆を見てみるとトルコ系スーパーで購入したものよりは、品質が良く粒も揃っているようだ。再びオーブンでローストするのが楽しみ。感覚がつかめるまでに数回はトライしないといけないだろうが、一爆ぜの倍の時間でなかなかいい具合に仕上がるというのがわかったので、200度位から始めてみようと思う。今回は180度位に落としてじっくりとローストするのも試してみたい。

通販で購入したコーヒー生豆三種



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2018年2月20日火曜日

Dorade Royal (klein)のお刺身(昆布じめ)(画像あり〼)

 Dorade Royal (klein)、つまりヨーロッパヘダイ:黒鯛稚鯛昆布じめにした。本当は春子(真鯛の稚鯛:Dorade Rosa, klein)が欲しかったのだが手に入らなかったために黒鯛で代用した。一日昆布に挟んで翌日食べたのだが、身が締まり歯ごたえがあって美味しかった。旨味も増していた。

 昆布じめは、手間はかかるが美味しく食べられる。お寿司にしようと思って作ったのだが仕事で忙しく酢飯を作る時間がなかったためにお刺身となった。お寿司だったらもっと美味しかっただろう。酢飯を作る時間ができるまでとっておきたいところだったが、なにせ皮付きなので悪くなるのが早いのではないかと気が気ではなく食べることにした。まぁあまり長く昆布に挟んでおくのも良くないかもしれない。3時間くらいでも十分に美味しくなるようだが、私は一日くらいおいて食べるのが好きだ。

 それにしても盛り付けには改善の余地が大有り。我ながらセンスが・・ない(泣)。

Dorade Royal (klein)ヨーロッパヘダイ:黒鯛稚鯛昆布じめ

手軽さ:★
危険度:★★
オススメ度:★★
(★×3を最高とする)


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2018年2月19日月曜日

Dorade Royalのお刺身(薄造り、焼き霜造り)(画像あり〼)

 Dorade Royalとはヨーロッパヘダイ(黒鯛)、それをお刺身にして食べる。

 ベルリンでお刺身が食べたい、できれば自宅で気軽に。ずっと、そんなことできないって思っていた。近所のスーパーの魚はどう見ても生で食べられそうにない。しかし、トルコ人市場に通うようになって、そんな考えは一変した。なかなか活きの良さそうなのが並んでいる。試しに買って恐々と口にしたのが、黒鯛ではなかったかと記憶する。今まで一度として当たったことがない(笑)。

 今回は、女房が贈ってくれた柳葉包丁薄造りに挑戦、それとバーナーで炙って焼き霜造りにした。鯛は皮目に脂がのっていて、炙ると一段と味が良くなるのがわかる。バーナーを使う時には火傷や火災に注意! 食あたりよりもこちらが心配。

ヨーロッパヘダイ(黒鯛)のお刺身(薄造り、焼き霜造り)


手軽さ:★★
危険度:★★
オススメ度:★★★
(★×3を最高とする)


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2018年2月18日日曜日

Dorade Royalの塩焼き(画像あり〼)

 Dorade Royal塩焼きとは、黒鯛の塩焼き。

 ベルリンで出来る日本「風」魚料理としては、これほど手頃なものはないだろう。Dorade Royal(ヨーロッパヘダイ)は、普通のスーパーマーケットの魚売り場に必ずと言っていいほど置かれている。私はいつものトルコ人市場で購入したが。

 実は、今日はカスゴ(真鯛の稚鯛)Dorade Rosa, kleinを狙っていたのだが、なかったため黒鯛の稚鯛で妥協した。これを昆布締めにしてお刺身にしようと思ったのだが、一尾割と大きなものがあったので塩焼きにした。

 エラとワタを抜き、塩を振ってオーブンで焼く。200度で20分ほど焼いたが、生で食べられるほど鮮度も良かったし、身も小さかったのでもっと短い時間でも良かったかもしれない。火は良く通っていたが、身はなおしっとりとしていて美味しかった。ごちそうさまでした!

Dorade Royal(ヨーロッパヘダイ)の塩焼き

ニュージーランド産PALOMAR GREEK、ソーヴィニオン・ブラン(2017年)

 一緒に飲んだのは、ニュージーランド産PALOMAR CREEK、ソーヴィニオン・ブラン(2017年)。近所の安売りスーパーマーケットで購入した。前回の白ワインは南アフリカ産だったが、今回はニュージーランド産。南半球が続いたが、今回のものも美味しかった。ソーヴィニオン・ブラン種を使用したワインの中には、フルーティーというよりはフローラルなものがあるが、今回のPALOMAR CREEKはまさにその典型。瓶に書かれた能書きを読むと、産地のMarlboroughは、ニュージーランドでもブドウ栽培にとって理想的な土地だそうだが、Marlborough(マールボロ)は、ドイツ語ならMarburg(マールブルク)だろうか。20年も前にフランクフルトの語学学校ゲーテインスティテュートのエクスカーションで行った中世都市マールブルクのことを思い出した。フローラルな思い出が脳裏に広がった(笑)。

手軽さ:★★★
危険度:★
オススメ度:★★★
(★×3を最高とする)


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2018年2月17日土曜日

Stöckerのムニエル、カレー風味(画像あり〼)

 Stöcker(シュテッカー)とはのこと。日本ではとてもポピュラーなお魚だが、ベルリンで鯵を扱っているお店はそう多くはない。スーパーの魚売り場ではまず見かけない。ぜいごがあって料理しにくいせいだろうか、それとも青背の魚独特の生臭さがドイツ人には嫌われているのだろうか。

Stöcker(鯵)のムニエル、カレー風味

 私が鯵を購入するのは、やはり週末市場に立つトルコ人の魚屋屋台だ。その他にロシア人の魚屋でも扱われているとベルリン在住50年にもなるかというご婦人から聞いたことがあるが、私はまだそこでは買ったことがない。

 ドイツ人には馴染みが薄いようだが、トルコ人はよくこの魚を口にするらしい。ある時、私が鯵を注文しようとして屋台の列に並んでいると私の前に並んでいたトルコ人のムッシュが、そこにあるだけ全部くれと注文していた。「先を越された」と思ったが、幸運なことに店の奥にもう一箱ストックがあり、その日も調達することができた。立て続けに注文するトルコ人、日本人を見て夫婦連れのドイツ人が私に、その魚は美味しいのか、と訊くので、私は大好きですと答えた。それを聞いた旦那さんが、じゃぁ試してみようと注文しようとしていたが、奥さんの方は、あなたどうやって料理するのよ、と乗り気ではなかったようだ。家に帰ってからの料理、皿の上でのぜいごとの葛藤が目に浮かぶようだった。

 さて今回の料理「鯵のムニエル、カレー風味」は、ベルリンのB級グルメである「カリーヴルスト(「カレーソーセージ」という意味)」にインスピレーションを受けたものではなく、女房から教わった料理だ。東京にある彼女の実家では、よく食卓に上る鯵料理だったとのこと。義母が、新聞に載っていたレシピを気に入ってよく作っていたようだ。

 料理法は簡単でムニエルにする時に少しカレー粉を混ぜるだけ。鯵の臭みが取れてとても美味しいし、簡単だ。私は、大きめの鯵を購入して、お刺身にするのには鮮度が今ひとつと思われた時によく作る。


手軽さ:★★
危険度:★
オススメ度:★★★
(★×3を最高とする)




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2018年2月16日金曜日

鮪の赤身のお刺身(画像あり〼)

 日本でお刺身の代表格といえば、やはり、それも赤身だろう。ここベルリンでも鮪は手に入る。じゃぁ、お刺身も!、と言うのは早計かもしれない。当然のことながら、すべての鮪が生で食べられるわけではない。

 魚屋さんでは、Sashimi-Qualität(刺身品質)または Sushi-Qualität(寿司品質)などと並べられていることもあるが、日本人の目でみると、本当に生で食べられるの?、というものも中にはある。そういうのは、色や切られた断片のエッジから自分の目で判断するしかないようだ。魚屋さんに、これ生で食べられる?(Kann man das roh essen?)と尋ねても、ほとんどのケースで「もちろんだよ」との返答。それはどうも、ベルリンではこれ以上の鮮度は期待できない、という程度のことであって、本当に生で食べて当たらないということを保証するものではないようだ。

 またお刺身にするには、さくの取り方にも問題がある。鮪を大きな塊(ブロック)で置いてあることもあるが、どれくらい欲しいと頼むとまずコットレットで切ってくれる(つまり背骨に垂直に切られた状態)。これだと筋の関係でうまく刺身にするには難しいこともある。

 魚の問題の他にツマの問題もある。ツマ用の野菜として、大根は簡単に手に入るが、その他が難しい。大葉や茗荷となると一般には売られていない。私は、青みにルッコラを使っていたこともあるが、やはりお刺身にはちょっと合わないようだ。あとは胡瓜を飾り切りにするか、長ネギで白髪葱を作るのがせいぜいだろうか。でも、ベルリンなのだからと割り切ってパプリカなんかを添えるのも面白いかもしれない。

 今回は、オーソドックスに大根と白髪葱をツマとして使ってみた。お刺身用の鮪は、週市の魚スタンドや、お金に糸目をつけないというなら、Rogacki、KaDeWeで入手出来る。見ればわかるがTunfisch(トゥーンフィッシュ)との名前で並んでおり、お値段はkgあたりで約20ユーロから約50ユーロと幅がある。

 お寿司屋さんの中には、切り身を分けてくれるところもあるので尋ねてみるのもいいだろう。それなら、お刺身にもしやすいさく取りだと思われる。私は買ったことがないのだが。

ベルリンで購入した鮪のお刺身のお造り

手軽さ:★★
危険度:★★
オススメ度:★★★
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2018年2月15日木曜日

オーブンを使ったコーヒー生豆焙煎の結果報告(動画あり〼)

 200度に続き220度でコーヒー生豆を焙煎した結果を簡潔に報告したい。

 今回もロースト前に生豆を洗い(研ぎ)、220度に予熱したオーブンで焙煎をはじめた。スタートから5分経過したところで最初の一爆ぜを確認できた。したがって全体の焙煎時間は、前回と同様に一爆ぜまでの時間の倍にあたる10分に決定した。前回の200度での焙煎では8分で最初の一爆ぜを確認できたので、やはり熱が通るのが220どの方が早いと言える。予想した通りと言えるが。

 10分焙煎してすぐにオーブンから生豆を出し、ザルに入れて冷却した。今回も焙煎中に出る煙の量は、それほど多くはなかった。やはり豆を洗った結果と言えるだろ。水洗いすることでチャフの一部は剥がれ、残ったものは水分が残って焦げにくくなっているというのが私の想像だ。

 翌日、挽いてハンドドリップで淹れてみると、蒸らしでパウダーが膨れる。安価な豆、貧弱な設備でも焙煎したてでは蒸らしによってパウダーが膨れることが確認できた! よく観察しないとわからないかもしれないが、リンクした動画でご確認いただきたい。



 味はというと、これも悪くない。200度の時と遜色ないように感じたが、敢えて甲乙を付けるなら200度の方に軍配があがるようだ。じっくりローストしたことでムラが少なかったのかもしれない。そう考えると180度で長い時間ローストしたらどうだろうかという考えも浮かぶが、もう買った生豆は使い切ってしまったので、しばらくは確かめることはできない。

 わかったことは、最初の豆が一爆ぜを起こす倍の時間くらいが丁度良い焙煎時間だということだ。豆のせいなのか、オーブンのドアを閉めているせいなのか、あるいは私の経験不足のせいなのか、二爆ぜの音を確認できないので、現段階ではこの時間調整がベストだ。

 次回は別の豆を購入して、オーブン焙煎に挑戦したい。



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2018年2月14日水曜日

Dorade Royalのかぶと蒸し(画像あり〼)

 Dorade Royalは黒鯛、正確には「ヨーロッパヘダイ」と言うらしい。私がベルリンで食べる魚の中でも最も一般的なもの。養殖だと思われるが脂がのっていてうまい。鮮度も良く(ただしお店にもよる)、お刺身で食べてもまだ一度もあたったことがない(笑)。

 そのかぶとは、いつもならあら汁にするのだが、今回は前からやってみたかった「かぶと蒸し(酒蒸し)」にした。甲虫ではない。

 鍋にお湯をはった鍋に、Dorade Royalと野菜を載せ、塩、白ワインをかけ
た皿をラップして酒蒸しにする。20分ほど蒸した。今回使用した野菜は、白菜、ニンジン、レーヴェンツァーン、生姜のスライスだ。レーヴェンツァーン(「ライオンの歯」の意味)は、鍋物で水菜の代用になると聞いて購入したのだが、ちょっと苦味がある。最後に塩昆布を足した。

 出来上がった「かぶと蒸し」はとても美味しかったのだが、やはりカブトが小さすぎた。食べるところがあまりない。次回やるとしたらもっとカブトの大きいものを使うべきだろう。

 一緒に呑んだのは、日本から運んだ「山田錦」。瓶でないのが残念だが、やはり魚料に合う!

 ごちそうさまでした。ヘダイと自然の恵みに感謝!

Dorade Royalのかぶと蒸し。山田錦と一緒に

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