ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2018年2月11日日曜日

トルコチョコレート(画像あり〼)

 トルコ系スーパーマーケットを利用するになったのはいつのことだったろうか。野菜を調達するのに入ってみたのだが、ドイツの普通のスーパーよりも安く、品質は同程度かむしろ新鮮。狭い売り場が賑わっているという印象があり、品物の回転がいいのかもしれない。豚肉は望めないが、牛、羊、鳥のおも安い。ドイツ系のスーパーにはない穀類豆類があり、有機食品ショップ(「ビオラーデン(Bioladen)」と呼びます)やアジアショップよりも安い。

 店舗はちょっと古びていて商品が所狭しと並び、そのせいか店内が薄暗いこともあるのだが、最近では、ショッピングモールの中にも進出していて、商店街のヴィルマースドルファーシュトラーセ(Wilmersdorferstraße)にあるアルカーデンの中にも大きなトルコ系スーパーが入っている。散歩がてらによく探求に立ち寄る。品揃えはワンダーランドだ。

 そんな中で前から気になってはいたが手を出さなかったものがある。それがチョコレート。包装を見ると、趣味の違いかもしれないが流行遅れで野暮ったい。どう見ても美味しそうには見えない。きっと頭が痛くなるくらい甘いんだろうなという「偏見」の目で見ていた。でもなぜか気になるそのチョコレート。

トルコチョコレートÜLKER。なんと発音するのだろう。「ウュルカー?」

 このところ、そんな関心が嵩じて、ついに抑制の器から溢れてしまった。そんなに高いものではない。ちょっと買って試してみよう、と決心をして調達し食べてみた。

 結果はというと、予想した通り、あまり美味しくない・・、のだが、なぜか懐かしい味。ピスタチオの入ったチョコレートだが後を引いて、一度で食べつくしてしまった。この懐かしさは、どこから来るんだろう。

懐かしい板チョコといった感じ。ピスタチオ入り。

 あ、そうだ。これ駄菓子屋のチョコレート! 悪くないね。ビターチョコホワイトチョコもあるので、次回はそれも試してみよう。

 レジで購入するとき、お店の人がニヤッと頬笑みを見せたが、お前もこのチョコレートの良さがわかるのか、という疑いの混じった共感だったのかもしれない。

 トルコ系スーパー万歳!


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