ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2018年4月1日日曜日

暖かい家賃

 ドイツの家賃は、時に暖かく、時に冷たい。どういうことかというと家賃に暖房費が含まれているものをWarmmiete(暖家賃)、含まれていないものをKaltmiete(寒家賃)と呼ぶのだ。北国らしいネーミングだが、集中暖房、つまりセントラルヒーティングの普及もこのネーミングの背景にある。集中暖房なら、暖房費用には、各部屋で暖房を使おうが使うまいが固定費としてかかる部分がある。それならあらかじめ家賃に入れておくのが合理的ということになる。それが暖家賃、Warmmiete(ヴァルムミーテ)だ。

 しかし、だからといって暖房は使いたい放題かというとそうではない。学生寮ではそういうところもないわけではないが、普通は熱量計で使用量を測定し、使いすぎていれば後で追加料金を徴収される。当然といえば当然だ。逆に節約していれば払い戻しがあることもある。これも当然といえば当然だが、こういう律儀さがドイツのよいところだ。

 今年はなかなか春らしくならないベルリンだが、暦の上で春になり、夏時間にも移行して一週間が経とうとしている今日、管理会社から清算の書類が届いた。おそるおそる数字を追うと今年はかなり戻ってくるということがわかった! この冬、暖冬ではあるものの、なぜかあまり寒さを感じず、気が付いてみれば11月になっても暖房を使っていなかった。それならと「地球温暖化の防止」への協力を続けたところ、こういう結果になったのだ。

 部屋は寒かったが、懐が暖かくなった!


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