写真は、Gustavがポツダム港を出ようとするところです。この先の道路橋がかなり低いので蒸気船独特の高い煙突を途中で折り曲げてくぐれるようにしています。しかし蒸気船に限らず、川を航行する船舶は橋梁や水門など他の建造物による制約が厳しく、そこを通過するための工夫を余儀なくされることがあります。
昔の船(蒸気船)はGustavのように高い煙突を一時的にたたみましたが、ディーゼル機関の船でも煙突が上に突き出たものは、それが引っ込むようになっていることもあります。去年乗ったライン川のクルーズ船MS Bellrivaがそうでした。そしてこの日見たクルーズ船MS Frederic ChopinとMS Katharina von Boraは、操舵室が上下するようになっています。同じ航路を往復しているからどこで何をしなければならないのかはよく心得ているのでしょうが、乗組員にとっては煩わしいでしょうね。
写真のGustav号、船体が実に美しいラインだと思いませんか。海の船と川の船は違いますが、横浜港の氷川丸のようなクラシックな曲線。惚れ惚れします。
背景の建物は、ブランデンブルク州の州議会です。こちらはかなり直線的です。
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