鉄道橋、道路橋をくぐるとたくさんの船舶が係留されているのが見えてきました。ほとんどが貨物船、油槽船です。この日は週末だからか、あるいは復活祭の休暇がまだ続いているのか、私の見たところ船の出入りはあまりありません。船には、ポーランドの船名、地名らしきものが読み取れます。ここシュプレー川/ハーフェル川は運河、オーデル川を経由してポーランドの河川にも繋がっていますので、そこと行き来する船も多いようです。
この岸壁、地図で見ますとSchiffahrtsuferという名前が確認されます。日本語に直訳すると「船舶航行河岸」となりますので名前から古くからのシュパンダウ港の中核であることが分かります。
この岸を行けるところまで行ってみましたが、やはりKönigstein号の白い船体は見当たりません。その代わりシックな色の客船が係留されていました。船名はSans Souci(サン・スーシ)。フリードリヒ大王がポツダムに営んだ無憂宮(サン・スーシ宮殿)と同じ名前の船です。
Königstein号は、私の得た情報によれば、20時に出航ということでしたから、ここでねばっていれば、出会えたのかもしれませんが、雨も降って来ましましたのでSans Souciとの出会いを収穫としてあきらめることにしました。
次回からはここで出会った船を調べてみます。
MS Sans Souci
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