ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2010年4月26日月曜日

ベルリン・シュパンダウ港(5)

シュパンダウ湖の船溜まり(4月24日撮影)


シュパンダウ湖のプロムナードをMS Königsteinを求めてひたすら歩きます。この辺りは、ウォーターフロントが開発/再開発された地域で、湖を眺めながら食事のできるレストランや新築の集合住宅が広がっています。湖には、Eiswerderという中州が浮かび、橋や船溜まりが見え、大都市とは思えないのどかな風景が広がっています。

上空をテーゲル空港から飛び立った飛行機が鋭いエンジン音とともに通り過ぎる以外は、鳥の羽音と啼き声、小型船のたてる波音しか聞こえません。この飛行機の騒音も2011年10月に、市街地を挟んで反対側に建設(拡張)中のシェーネフェルト空港(BBIベルリン・ブランデンブルク国際空港)が完成すると聞こえなくなり、ここは静寂が支配する水郷都市になることでしょう。

そんなのどかな景色を眺めながら歩くのは楽しいのですが、お目当ての船は見当たりません。どこに隠れているのでしょう。

歩くこと45分あまり、歩みは、とうとうWasser Stadt(ヴァッサー・シュタット、英語ならWater Cityです)と呼ばれる新興住宅地まで来てしまいました。これ以上は望み薄と考えて探索を終えました。

やはりこの辺りにはクルーズ船の停泊する岸壁はなさそうです。もしかしたら今日こそは、二週間前に訪れた「シュパンダウ港」に停泊していたのかもしれません。確かめてから、こちらに来れば良かったと思っても、もはや後の祭り。MS Königsteinとの出会いは、次のクルーズがスタートする二週間後のお楽しみとしましょうか。

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