ベルリンに暮らし、現地に長く住んだ日本人と知り合うようになって驚いたことがある。それは皆、実に若々しいということ。特に年配の女性にはその傾向が顕著だ。多くの人が明るくエネルギッシュで見た目も若い。
どうしてだろう。ベルリンには若さの泉がある? たしかに絵画館(Gemäldegalerie)にはクラーナッハの「若さの泉(Der Jungbrunnen)」があるがそのせいだろうか。まさか。しかしやはりこの街に「若さの泉」があるとしか思えない。考えてみると若さが保たれる理由として幾つか思い当たることがある。それを列挙してみよう。
1.交通機関が「適度」に発達している。「適度」というのがポイントだ。自動車を使わなければ暮らせないほどの田舎ではないにしても、歩く機会もかなりあるということ。
2.緑が多く、散歩道に事欠かないということ。1.とも重なるが、ベルリンは「ヨーロッパで最も緑の多い街」と自慢するベルリン市民は多いが、散歩に出たくなる公園、少し街の外に出れば豊かな自然があり、自然に歩く習慣がつく。どこかで書いたが、「散歩」はドイツ人の「隠れた」国民的スポーツで、一緒に住むうちにその習慣に染まる日本人も多い。
3.ストレスのない人間関係。これは日本人コミュニティーの人間密度と言えるかもしれない。日本を離れて海外で生活するのは自由な空気の中で暮らせてストレスがないと思われるかもしれないが、実は日本人コロニーができてしまうと日本人的人間関係は、日本国内以上に濃密になり、それに比例してストレスも大きくなる。幸いにして、ベルリンにはそれがない。
こんなところだろうか。
私もこんな環境で生活を始めてそろそろ20年になる。私もベルリンに暮らす日本人として若く見えるだろうか。先日のこと、女房の買った体組成計機能の付いたOMRONの体重計に乗ってみた。そこでの数値に一瞬、目を疑った。なんと体内年齢が、実際年齢よりも20歳も若かったのだ(ちょっと、いやだいぶ自慢)。ということは、ベルリンに来てから全く歳をとらなかったということ?
やはりベルリンには「若さの泉」がある!
ちなみに昨年から健康のために以下のこともやっている。
・半日断食 - 夕食を食べた後は、翌日の昼食まで固形物を口にしないというもの。朝食は、自作酵素液を炭酸水とレモンで割ったジュースとハチミツ/生姜紅茶
・ウォーキング - 1日1時間、約4kmを歩く。特に午前中の空腹時。
・腕振り体操 - 腕を前後に振るだけ。約500回。
・プチ自重筋力トレーニング
どれが効いたのかはわからないが、ベルリン生活との組み合わせでかなりの効果があったようだ。
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