ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2013年5月25日土曜日

ハンブルク港誕生祭を見学に(3)港誕生祭へ

 朝早い列車でベルリンからはるばるハンブルクまで来て、人気のない寂しい通りをすたこら歩いて貨物埠頭までやってきたのに、目的のAstorの内覧は許されず、意気消沈して市街地のウォーターフロントに引き返す。
 くよくよしても始まらないと気を取り直してハンブルク港の旧客船ターミナルへ。横浜で言えば大桟橋のような歴史のあるターミナルだが、現在は港巡りの遊覧船中心の桟橋になっている。趣のある石造りの建物の周りは歩行者天国になっていて祭り見物の人々で賑わっていた。




 そして港には誕生祭に集まった帆船や客船が多数停泊し、さらにひっきりなしに集まってくる。こんなにたくさん一度に集まってエルベ川の河口にできた港が船でつまってしまうのではないかと心配するほど。港のプロムナードを歩いていると、博物館船リックマースの後ろをフェニックスライゼンのMS Artaniaが通り過ぎる。


 プロムナードにいればまだまだ入港してくる客船を観られそうだが、かなりの人ごみなのでどこかゆっくりと船を見物できるところを探しているとこの船が目に入ってきた。これはハンブルク港の保存船MS CAP SAN DIEGO。保存繋留されているのは山下公園の氷川丸と同じだが、実はこの船動態保存。一度訪ねてみたかったのだが機会がなかったのだ。


 次から次へと大型クルーズ船や帆船が入ってくるのに、この保存船に入ろうと言う物好きはそうは多くはない。デッキに上がればここからでも入港してくる船をゆっくり眺められそう。というわけで入館決定!

 消沈した気分がだんだんと浮上をはじめた瞬間。

3 件のコメント:

  1. せっかくハンブルクに行かれたのに「ASTOR」の内覧会は残念でしたねぇ。
    でも一度にこれだけのお船を観れるのなら、私なら全然OKですわ。(笑)
    元「ROYAL PRINCESS」もフェニックスライゼンのファンネルマークが思いのほか似合ってますね。
    昨年、広島にも来航した「C.COLUMBUS」も知らないうちにHapag Lloydの手を離れちゃったんですね?
    これは船好きにとっては一日中飽きる事が無いイベントですね~!
    誕生祭っていう事は毎年あるわけですよね?う~ん、いつかは行ってみたい!

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    1. Dockさん、コメントありがとうございます。
      そうですね。とても充実した大興奮の一日になりました。もっとたくさん写真があるのですが、このところ忙しくてブログ更新していませんでした。写りはどれもあまり良くないのですが、そのうち掲載しますね。命名式を終えたばかりのEuropa 2も見ましたよ。Cap Sandiegoは内覧できました(笑)。

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    2. もう一つ、忘れてました。港の誕生祭、毎年あります。次のリンクに日程が出ています。
      http://www.hamburg.de/hafengeburtstag-besucherinformation/
      大型クルーズ客船の他、帆船やドイツ連邦海軍の艦船も集まるので、船ファンはくたくたになりそうです。

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