ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2013年5月12日日曜日

ハンブルク港誕生祭を見学に(1)ハンブルクへICで

 5月11日、ハンブルク港誕生祭(Hafengeburtstag)という港祭りを見にハンブルクを訪問。何度か行ったことのある街だが、観光目的の訪問は実に久しぶり。

 行きは、ベルリン・ズュードクロイツ駅からSylt島Westerland行きのIC2074列車。この列車ドレスデンを早朝に出発し、ベルリン、ハンブルクを経由して東フリースラントのズュルト島までを走る。ドレスデン-ベルリン-ハンブルクというとチェコ、オーストリア、ハンガリーからのECのルートだが、ドイツ国内のICも走っている。たしかチェコ所属の編成でもドレスデンで運転を終了する車両は、ICに区分されている。昨年ベルリン-マルメー-コペンハーゲン-ハンブルク-ベルリンと乗ったときにこれに当たった。

 今回のICは、ICとは言いながらレストラン車もビストロ車もない、1/2等座席車のみの寂しい編成。ベルリン-ハンブルクは車内販売もなくとてもSachlich。純粋な移動のための列車。楽しみと言えば車窓からの景色を楽しむという非常に純粋なもののみ。そろそろ「列車の旅を楽しむ」というと形容矛盾になりそうな気配がしてきた。こういう列車は、かつてはD列車に格付けされていたのだろうが、今やICに出世?、というよりはIC自体のレベルが下がったというべきか。かつての主要ICはほとんどICEに置き換えられ、それから取り残されたICとIRやDが今のICを構成しているので、仕方がないという気もしないでもない。

ベルリン・ズゥードクロイツへ列車が入線
列車はベルリン中央駅を出るとほぼ満席。やはり予約は必須。 それでも今回は通路に人が溢れるというほどの混雑でもなく、救われた。

IC二等車開放室。ほぼ満席。

 ベルリン・シュパンダウ駅を出た列車は、Wittenberge、Ludwigslust、Büchenと停車してハンブルクへ。ハンブルクへは定刻の到着。ここでは電気機関車からディーゼル機関車にバトンタッチ。

ハンブルク駅にて。電気機関車を切り離す作業が行われている。オレンジ色の服を着た作業員の姿が見える。

ハンブルク中央駅。作りが少し変わっている。一つのホームをaとbに分けて同時に二本の列車の発着に使用することもある。

 ハンブルク到着後、Sバーンに乗り換えて目的地へと向かった。

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