ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2011年10月16日日曜日

ベルリンからではないが、デュッセルドルフから東京へ直行便

10月14日付のルフトハンザのプレスリリースによると来年夏のスケジュールでデュッセルドルフ-東京(成田)が開設されるとのことです。機材はA 340-300。
ルフトハンザと言えば、A380やBoeing 747-8といった大型機の確保を続けていますので、ハブ-スポークの路線システムを継続しているようですが、一方でこれまで国際的なハブではなかった空港からの直行便を開設する動きもあるようですね。デュッセルドルフは日本をはじめ外国企業が多い街ですから、地方空港と言ってもサブハブ的な立地ですが。
となるとベルリンからの直航便開設の期待も高まるかな? 日本からベルリンに進出している企業は多くはないのでちょっと無理か。それでもベルリンをサブハブとするような後背地の発展に期待します。

2011年10月14日金曜日

Boeing 787でベルリンへ/からの新ルートに期待

全日空へのボーイング787納入で、来年から羽田 - フランクフルト線が開設されるとの報道がありました。ベルリンと日本の直行便再開を期待していた私にはがっかりだったのですが、ボーイング787で新ルート開設の機運が高まったのは事実。

この、運航コストの低さを長所とする中型機によって、これまでになかったようなルートが開設されるかもしれません。私が期待するのは、直行便でなくとも、ドイツ以東の中部ヨーロッパからのルート。これまでベルリン以東の空港を経由して日本へとなると、経由地まで飛ぶことによって明らかに日本に近づくのはヘルシンキかモスクワくらいしかありませんでした。あとは、ほとんど近づかないが遠回りにはならない空港としてはコペンハーゲンとウィーンくらい? イスタンブールもオリエントの入口ですが、こちらは南に迂回することになりますので、日本へはかえって遠くなるかも。

これから日本への直行便を開設しそうな中部ヨーロッパの航空会社というとLOTポーランド航空が最有力候補でしょうか。なんといってもボーイング787を来年春には受領し、日本への乗り入れも許可が出ているそうですから。

ベルリンからワルシャワに飛んで、そこから東京へなんて路線ができれば、ベルリン - 東京はちょっと便利になりますね。心配なのは、ワルシャワの乗り継ぎで時間がかかるんじゃないか、ということ。西ヨーロッパのハブ空港だと巨大な空港でも1時間くらいで乗り継げることもありますが、これは多分に手荷物の荷役が自動化されていることによるのでしょう。ワルシャワの空港にそういうシステムが導入されていないとなると、折角ショートカットのルートができても、乗り換えで時間を取られてしまって、全体ではかえって時間がかかってしまったなんてこともあるかもしれません。

それともう一つ気になるのがLOTの787の座席配置。私が乗るであろうエコノミークラスは、全日空は2-4-2の横8列なのに、ポーランド航空はどうも3-3-3の横9列らしい。ちょっときついかもしれません。

いずれにしても来年春のお楽しみです。

2011年10月9日日曜日

スペルト小麦を使った白パン

スペルト小麦のことをドイツ語でDinkelと言いますが、近所のBioスーパーにスペルト小麦の強力粉630番がありましたので、それを使って白パンを焼いてみました。

これまで使ってきたスペルト小麦は全粒粉です。これもいい味なのですが、これでは白パンは焼けません。普通のスーパーで売られているスペルト小麦は皆全粒粉でした。

スペルトの630番は、性質が通常小麦の550番によく似ていて、前に550番で白パンを焼いたときのレシピがそのまま使えました。

焼き上がり具合はこんな感じです。


我ながら大成功。切ったときに上る湯気香りをお届けできないのが残念。

2011年10月2日日曜日

ベルリン大環状線を行く -(1)南リング

久しぶりに乗り物ネタです。

「統一の日」を明日に控えた10月2日(日)、ベルリンを囲む大環状線に乗ってきました。ベルリンには市の中心部にSバーンの環状線がありますが、今日紹介する大環状線はベルリンの郊外をぐるっと囲む路線で貨物列車の迂回路です。東京でいえば武蔵野線のような存在。

今日はその大環状線の南の部分、ドイツ語で言うところのSüdringに乗ってきました。



まず向かったのは、ユネスコ世界遺産で有名なポツダム。ベルリンからだと今はS7という通勤電車で行けます。10分間隔で運航しているのでとても便利です。1990年に私が初めてベルリンに来たときは、まだこの路線はポツダムに通じておらず、Wannseeという途中までしか行っていませんでした。そこからポツダムは直ぐなのですが、当時は壁が崩壊したばかりで交通機関が整っていないようでした。当時の『地中の歩き方』には、ベルリンからポツダムに鉄道で行くには、市の南東に位置するシェーネフェルト空港まで行って、今日これから紹介する環状線でポツダムに行けと説明されていました。そうなると非常に遠回りになります。



ポツダム中央駅は、以前はPotsdam Stadtと言って、中央駅は別のところにあったようです。中央駅と言ってもただの乗り換えのための駅だったようでかなり郊外に位置していました。今の中央駅は市街地に近く、名実共に中央駅です。大改装の末にきれいな駅になりましたが、ドイツ鉄道の新幹線ICEのルートからは外れてしまいました。


上の写真はそのポツダム中央駅の正面玄関。左の塔は給水塔を改造したものでしょうか。

この駅から南リングの列車が出発します。


ホームに入っている赤い列車は、RB22の列車です。RBとはReginal-Bahn(レギョナルバーン)の略で、ローカル列車(鈍行)です。路線は電化されているのですが、この列車は気動車です。


車内はこんな感じ。固定式のクロスシートが並んでいます。車両は低床ですが、車両両端は一段高くなっています。ここのジッツ(座席)を占めることにしました。車内で退屈だったときのために山崎豊子『白い巨塔』を持って来ました。こちらはジッツ(ポスト)を巡る熾烈な争いが描かれています。


車窓から観たポツダムです。こんなふうに列車は湖沼地帯を通って東へと進みます。

普段はこの列車がシェーネフェルト空港まで直行するのですが、今日は工事のため途中からは代行バスです。乗り換えはエレベーターもスロープもない田舎駅で、空港へ向かうトランクを抱えた乗客には気の毒でした。私も一つはお手伝いしましたが、ドイツ人はかなり力持ちで、ご老人でも荷物を抱えて階段を登っていました。


バスに乗り換え、ポツダムから1時間あまりでシェーネフェルト空港駅に到着ですが、途中で建設中のBBIベルリン・ブランデンブルク国際空港のターミナルが見えました。


この空港は、シェーネフェルト空港を大拡張して出来上がる首都空港なのですが、今のところ日本への直行便開設の話は出ていません。この空港ができるとベルリンの空の玄関はこちらに集約されますが、ドイツの航空地図は直ぐには塗り替えられず、これまでと同様にフランクフルトミュンヘンがハブのままでしょう。ベルリンの空港もいずれはベルリンに留まらず、ドイツの空の表玄関になっていくことと期待していますが、いつのことになるか・・。開港、というよりも新装オープンは来年の6月です。

下の写真は、現シェーネフェルト空港駅。何とも東ドイツっぽいたたずまいです。将来は、空港駅は、空港の地下に移り、ターミナルに直結するようになりますので、こちらの駅舎は放っておかれているようです。



そして現在の空港ターミナルがこちら。


東西ドイツ統一後、ターミナルは増築されましたが、メインターミナルはほとんど当時のまま。完全に地方空港の規模で、金色の遮光ガラスが東ドイツの雰囲気を伝えています。市の中心部にあった東ドイツの議事堂もこんな感じでしたね。


ターミナル内はこんな感じです。かなり手狭。



送迎デッキに出てみると見慣れない塗装の小型機が・・。ベラルーシ航空のようですね。機種は何でしょうか。ヤコブレフでしょうか。いやチャレンジャーかな。
その他、ヨーロッパではおなじみのeasyJetなど、ローコストエアーが乗り入れています。


空港ターミナル内をうろついて、ビールでのどを潤し、空港駅から帰途につきました。ここからベルリン中央駅までは現在45分くらいですが、BBIができると連絡列車がショートカットで空港と中央駅を結ぶことになるようです。開港と同時に運行が開始できるかは微妙だと聞いていますが。

今日は天気もよく、楽しい散策になりました。

2011年8月27日土曜日

Heidelbeere(ブルーベリー)を使ったシンプルなケーキ

夏のドイツは、ベリー類が豊富です。ストローベリー、ブラックベリー、ラズベリー、そしてブルーベリー。苺以外のベリーは、日本ではなかなか手に入りませんが、ベルリンでなら入手できます。夏のケーキ作りでこれを使わない手はない。ちょうど友人にもらったブルーベリーがありましたので、これをネタに作ることにしました。
でもベリーを使ったケーキのレシピはどれも手が込んでいて私の技術ではおいそれとはできないものばかり。それでもやっとレシピを見つけました。
パンケーキの生地を練って型に広げ、その上からブルーベリーを埋め込んで焼き、上からデコレーションに粉砂糖をまぶすという至ってシンプルなもの。できは下の写真をご覧あれ!


味はというとブルーベリーの自然な酸味が口に心地よく広がって美味。ドイツの自然の恵みをシンプルに味わえます。

2011年8月23日火曜日

全日空、ベルリン直行便開設成らず

2011年8月23日のアサヒコムの記事によると、全日空が受領するボーイング787国際線への投入は、ヨーロッパへはまず来年1月の羽田-フランクフルトとなるとのこと。成田-フランクフルトの補完ということですね。運航コストの低い新中型機の投入で、ベルリン線が開設されるのではないかと願っていたのですが、まだ実現しないと言うことか。
といっても、ベルリンの受け皿である新空港、ベルリン・ブランデンブルク国際空港(BBI)は来年にならないとできないので、今年はまだというのなら納得。やはり飛行機と空港、両方そろってないと新航路の開設は、機未だ来たらず、ということになってしまいますね。来年を、そして全日空以外への787型機納入を待つことにしましょうか。

2011年8月2日火曜日

白パン

昔見たアニメ「アルプスの少女ハイジ」の一場面。フランクフルトに出てきたいなかっぺぇのハイジが、クララの家で出された白パンを田舎のおばあさんにもって帰りたいと言って余分にもらうというシーン。
日本で食パンと言えば白いに決まっている時代の人間には、その白パンの有り難さなんて理解できませんでした。大人になって、ちょっとしゃれた店やパン屋で白くない普通のパンが売り出されると、そっちの方が給食で出てきたような白い食パンよりはずっと美味いし、値段もお高かったりして、ますます白パンの有り難さから遠ざってしまいました。
そして20世紀の末にベルリンに住み始めて、ドイツの黒いパンに囲まれ、白パンに郷愁を覚えたかと言うと、覚える前にドイツの色の濃いライ麦パンの味に慣れ、そっちの方が美味いと感じて、白パンの有り難みはやっぱりわかりませんでした。

白パンが希少でそれに憧れるというのは、田舎の食生活と都会のそれへの価値判断があって初めて成立する「偏見」! そして「ハイジ」と言う物語には、食生活に限らず、そんな偏見を意識にのぼせて、その偏見を克服するという要素がありますよね。白パンなんて・・。

しかし今回焼いた白パン・・・・・・・・・・・美味かった。

小麦550番を400グラムとライ麦100グラムに牛乳と水を入れて生地を作りました。一次発酵30分、型に入れて二次発酵15分、焼き時間で40分で出来上がり。焼き立てにはやはりバターがよく合う。



ハイジ! オメェの白パン食いてぇっていう気もつ、わかったずらぁ(どこの方言だ、いったい?)。ハイジは、スイスの出身なので、フランクフルトに出てきた娘はひどくなまったドイツ語を話していたはず。アニメーションでもハイジの言葉を方言で収録したら面白いと思うのですが。ちなみにドイツのテレビでスイス人がドイツ語をしゃべると、字幕がつきます。