ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2010年5月7日金曜日

ふと、海を見たくなるときがある(3)- バルト海の街へ

ベルリンから最も近い海はバルト海。そこを目指そうってことまで決まりましたが、その先は?

候補はリューベックヴィスマールロストック。バルト海沿岸の都市に目標を絞れば、その他にもいくつか考えられます。キール、グライフスヴァルト、シュトラールズント、サスニッツなんて街もありますね。でも今回はそこまでマニアックになるのはやめましょう。

リューベックは、ハンブルクと並ぶハンザの雄ですが遠いということで落選。リューベックとその外港トラーフェミュンデは、ハンブルよりも東寄り、位置的にベルリンに近いと言っても、行くにはハンブルクでの乗り換えでしょうから、ますます遠いのです。

残りはヴィスマールとロストックということになりますが、ヴィスマールはたしか定期旅客航路はなかったはず。そうなると貨物船ばかりということになりますので、やはりやめておきます。

これで行き先はロストックとそこに隣接するヴァルネミュンデということになりました。ロストックは旧東ドイツ最大の港湾都市でしたが、スウェーデンやデンマークなどバルト海沿岸諸都市への定期旅客航路(フェリー)が多数延びていますので、いろいろな船が見られそうです。ヴァルネミュンデは、ロストックの外港という感じですが客船ターミナルがあり、運が良ければクルーズ船が来航、停泊しているかもしれません。確か飛鳥IIが来たときにはこの港に停泊したのではなかったでしょうか。ベルリンへのエクスカーションも開催されたことでしょう。(つづく)
_____________
ロストック港のウェブはこちらをクリックしてください。船好きにはたまらないウェブカメラもありますので、探してください。⇒ ロストック港

2010年5月6日木曜日

ふと、海を見たくなるときがある(2)- いずこの街へ

海を見に行くとして、どこの街に行くべきでしょうね。北海ならブレーメンハンブルクバルト海ならリューベックヴィスマールロストックと言ったところでしょうか。これらの都市は、皆ハンザ同盟都市ですね。

あまり遠くは行けませんので、ブレーメンとハンブルクがまず候補から落ちます。といっても、ハンブルクはドイツの新幹線ICEが1時間40分でベルリンと結んでいますので、時間的にはかなり近いともいえるんですけどね。

この二つを落としたのには、もう一つ理由があります。それはどちらもかなり海から遠い、ということ。ヨーロッパの海港都市は、海の港とは言ってもかなり川の河口を遡ったところに位置するものがあります。ブレーメンはヴェーザー川、ハンブルクはエルベ川の河口です。

ブレーメンにはまだ行ったことがありませんが、ヴェーザー川はあまり大河ではありませんので海の船は、外港であるブレーマーハーフェン止まりでしょう(ブレーマーハーフェンというのは地名ですが、敢えて訳せば「ブレーメン港」ということになります)。それに比べるとハンブルク港は、かなり海っぽい感じです。横浜の内港、つまり大桟橋にはQM 2が着岸しませんでしたが、ハンブルクには入ってきますよ。でも今回は止めておきます。ふと、海が見たくなって新幹線に乗ってというのはちょっと興ざめで、やはりローカル列車で行けるところくらいにしたいものです。(つづく)

2010年5月5日水曜日

ふと、海を見たくなるときがある(1)- 無い物ねだり

Berlinerは、ベルリンに住み始めて10年以上になります。ベルリンは、日本からの直行便はありませんが、ドイツ最大の都市だけに必要なものはほとんどそろい、不自由はありません。街並は、美しいとか壮麗とかいうわけではありませんが、それなり(?)にきれいですし、私は気に入っています。また、街並よりも美しいのが街の中と周辺の緑。湖水も多く夏は水辺が輝きます。それでも・・

ベルリンで調達できないのがあります。それは海と山。この辺りの地形は、かつて氷河が山をごっそりと削って持って行ってしまったために、とても、非常に、かなり、真っ平らです。そういうのっぺりした地形を眺めていると、ふと山が見たくなる。

しかし山以上に恋しくなるのが海。ヴァンゼー(湖)、ハーフェル湖、ムッゲルゼー(湖)などなど、ベルリンには大小さまざまな湖水や川があり、その景観は美しい(水質のことは別として)。でもこれは海ではない。と思うと余計に海が見たくなる。

川や運河、湖をするすると滑るように航行する船に乗るのは鉄道や自動車の旅にはない快楽があり、私は好きなのですが、ときには海の荒波にもまれてみたい。視界いっぱいに広がる巨大な船体を見てみたい。

無い物ねだりだとはわかっているのですが、それでこの欲求が鎮まるわけではありません。そんなわけで今、海を見に出かけようかと画策中。(つづく)

2010年5月4日火曜日

MS Weihe(1)

(4月28日ベルリン・ミッテ地区にて撮影)

ここはベルリンの中心を流れるシュプレー川の畔です。MS Marylouを探して中心部に行ったときについでに撮影した遊覧船です。5月が近づくと高緯度に位置するベルリンは日が延び、天気もよくなりますので、遊覧船で観光を楽しむのに格好の季節になります。

シュプレー川とフリードリヒシュトラーセ(通り)が交わる地点は、遊覧船乗り場が集中していて、沢山の船が行き交っています。

写真の船MS Weiheは、ベルリン遊覧船の最大手Stern & Kreisの運航する船です。かなり小さめですが、ベルリンの水路を無理なく航行するにはこのくらいの大きさがちょうど良いようですか。このタイプの遊覧船は、ベルリンに限らず周辺の湖でも見かけたことがありますが、東ドイツで造られたものかもしれません。操舵室の窓の配置にその特徴が現れています。

まとまりがあってかわいらしい船です。

2010年5月3日月曜日

ラベル(テーマ)の説明:繋留船

新しいラベル(テーマ)を設定しました。「繋留船」です。

日本で「レストラン船」というとどんなものになりますか。定義すれば「本格的な食事を提供する遊覧船」ということになりますか。ドイツ語にも「レストラン船」に相当するRestaurantschiffという言葉があります。直訳するとまさに「レストラン船」(Restaurantが「レストラン」、Schiffが「船」)ですが、定義がちょっと違います。ドイツ語でこのように言うとそれは遊覧船ではなく繋留されて水に浮かんでおり移動はできない、少なくとも自力ではできない、あるいは移動を考慮していない船のことです。そういう「繋留船」は、古い船を使っている場合も多く、面白いものもあります。

繋留船のその他の用途としてはホテルシップがありますね。その他は劇場とかも。

そんな繋留船を紹介するのがこのテーマの狙いです。ベルリンの氷川丸、QM、QE2はあるでしょうか。探してみます。お楽しみに。

2010年5月2日日曜日

MS Marylou(4)

(4月28日ベルリン・ミッテ地区にて撮影 - 帝国議会(連邦議会議事堂)をバックに。繋留されている場所は旧東ベルリン、議事堂があるのは旧西ベルリンです。ベルリンの壁を間に置いた風景と言うことになりますね。)

サイクリングクルーズの組み合わせは、日本のクルーズファンにはちょっと意外かもしれませんね。考えられないことはないけど、そんなのあったんだ、そういえばありかもなという印象じゃないでしょうか。例えて言えば、縁日の屋台で昔食べたかったチョコバナナ?みたいなものでしょうか。例えが悪いか?

クルーズを楽しめるくらいの落ち着いた年齢、経済生活を送れるようになると、スポーツとして楽しむ人は別として、サイクリングを楽しむことって希になりませんか。少なくともクルーズとサイクリングを一緒に楽しむってことは思いつかないのではないでしょうか。

しかしそんな組み合わせがドイツではありなんですね。クルーズが、豪華客船の旅としてばかりでなく、豪華ではない普通の旅行アイテムとして受け入れられているということでしょうか。「躍動する大都市ベルリン」を自分の足で体験するのは楽しいかもしれません。私も参加したい! 初日の夜は膝ががくがくと躍動しそうですが。

気になるお値段は、レンタル自転車の料金を含め、一人でキャビンを使う場合は519ユーロ、二人で使うなら一人299ユーロになるそうです。キャビンは4人まで一緒に使えるそうで、その場合は一人当たり149ユーロの追加料金になるそうです。関心のある方はKVS toursに直接ご確認下さい。

このKVS toursのクルーズや船、またどこかで紹介したいと思います。いずれまた。

2010年5月1日土曜日

MS Marylou(3)

(4月28日ベルリン・ミッテ地区にて撮影 - やや後ろから)
昨日はMS Marylouによるベルリン・シティー・クルーズ - 躍動する大都市(3泊4日)のコースを紹介し、ちょっと普通のクルーズとは違っているところがあると書きましたが、どこが「違っている」のかわかりましたか。
それは、船の屋根をよく見るとわかります。自転車が何台も横に寝かせて置いてあるのが見えます。このクルーズは、船で移動するだけのクルーズではなく、サイクリングも同時に楽しむというものなのです。
昨日紹介したパンフレット(ダウンロード可)によれば、初日はシュパンダウからポツダムまでの間で31km、2日目はポツダムとケーペニックの間で16km、3日目はケーペニックとベルリン・ミッテの間で30kmのサイクリングが設定されています。おそらく走りっぱなしではなくどこかで船に乗り換えて目的地に向かうのではないかと思うのですが、通常の都市生活を送っている人には、かなりの距離を走破することになります。
私は高校生の頃、サイクリングが好きでギヤなしの通学用自転車で東京湾を一周したり、房総半島をぐるっと回ってみたりしたことがあるのですが、長い距離を連続して走ると時速15kmが限度でした。それを考えると30kmのサイクリングは2時間から3時間はかかると思われます。途中で休憩を取るのでしょうから、3、4時間はかかるのではないでしょうか。パンフレットには、少し起伏のある地形、森の中の道を走るとあります。提供される自転車は7段のギアが付いているようです。(つづく)