FS Prins Joachimの旅客用のスペースは、二層になっています。最も前方がレストランになっており、上にステーキ/シーフードレストラン、下にセルフサービスの食堂があります。その後ろに食事を取らない人用のスペースがあるのですが・・
私もまずは席を確保しようと船内を見て回ったのですが、え、どこ?という感じでした。席はあるにはあるのですが、1万5千トンを超える船にしては少なすぎます。スペースはあるにはあるのですが、バックパッカーは勝手に横になりなさいというようなカーペット敷の「床」と申し訳程度のパノラマサロンしかありません。2時間しか乗っていませんので席はなくてもいいと言えばいいのですが、東京湾を横断するフェリーよりも座席が少ない船内は意外でした。等級が別れていないということは予めわかっていましたので、青函連絡船の普通席のような感じかなと予想していたのですが。
船内以外のスペースとしては、ベンチがまばらに置かれたボートデッキと船尾のベランダデッキがありますが、今年のドイツは、5月になってからずっと低温が続いていて、外に出ていたら手がかじかんでしまうほどです。ロストックを出てヴァルネミュンデを通過する頃までは少しは外に出ていた人もいましたが、やはり皆、船内に戻ってしまいました。その後、Gedserまでの1時間30分あまり、旅客はどのように過ごすのでしょう。(つづく)
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