ヴァルノ川が見え、RoRo船のターミナルが見えてきたところで右を見ると目指すScandlinesのターミナルが目に入ってきました。駐車しているトラックの前を歩いて白い一階建ての建物まで来るとそこがScandlinesとTT-Lineのチケット売り場であることがわかりました。中に入ると通路を挟んで両フェリー会社のオフィスがあります。Scandlinesのオフィスは、カウンターがあり、GadserとTrelleborgという行き先別にチケットを販売しています。
調べてきたところによると、デンマークのGadserまでは2時間おきにフェリーが出ており、片道の所要は1時間45分。これなら今日中に行って帰って来られます。せっかくたどり着いた港です。港に船となれば乗ってみない手はありません。片道7ユーロ(時価で約840円)、往復で14ユーロと格安です。しかも同じ船で直ぐに帰って来ることもでき、下船しなければ片道の7ユーロだそうです。そういう物好きもそう多くはないでしょうが、この単純往復チケットを購入。次の出航は11時です。チケットを購入すると、その建物の前からバスが出るのでそれに乗って乗船するようにという説明を受けました。空港のランプバスみたいですね。
バスが出るまではまだ時間もありますので待合室、軽食堂を見て資料を物色。今回は乗りませんがTT-Lineの時刻表等ももらってきました。バスはまだかと外に出ると、ベルリンで良く見かける長距離バスが入ってきました。行き先にはコペンハーゲンの表示が見えます。ベルリンから長距離バスでコペンハーゲンに向かうとこのフェリーを利用することになるのですね。
出航20分前、バスが出るようです。列に並んでバスに乗り込みましたが全部で10人もいません。徒歩でやってきてフェリーで対岸にわたるという旅行者はほとんどいないのですね。
そしていよいよバスが船を目指して出発。期待が高まります。(つづく)
そしていよいよバスが船を目指して出発。期待が高まります。(つづく)
こんばんは!
返信削除私も神奈川県と千葉県を結ぶ東京湾フェリーで「下船せずコース」で何度か乗船したことがあります(笑)
東京湾フェリーは片道45分ほどなので、デンマーク行きのフェリーは乗り応えがありそうですね!
PS・・・バスのデザインが変わっていて素敵ですね~。
すぐるさん、コメントありがとうございます。
返信削除神奈川と千葉というと久里浜、金谷航路ですね。あそこは短いですが、鋸山などもあり景色はいいですよね。それに浦賀水道は、すぐるさんのテリトリーでしたね。
私は木更津の出身なので、アクアラインができる前は川崎航路を年に何度かは使いました。夏には降りないで帰ってくる納涼船運賃がありました、たしか。