行き先はバルト海、港はロストックとヴァルネミュンデと決めて、さてどのルートで行こうかとドイツ鉄道(DB)の時刻表を見ると、一つ見逃していたことがあったのに気がつきました。それは・・
ベルリンに近い港は、何もドイツ国内ばかりではない、ってこと。もうお分かりですよね。陸続きで隣国と境を接している国にとって、近いかどうかってことは、国境を跨ぐかどうかとは関係ないってこと。とくにEU諸国は、パスポートコントロールすらない国境通過点もありますから。
それで、そのダークホースはというと、ポーランドの北西部の海港都市で、オーデル川の河口に位置するシュチェチン(Szczecin)です。これにはドイツ名もあってシュテッティン(Stettin)といいます。ここも潟湖の奥にありますから、直接外洋に向かっているわけではありませんが、海港都市であることには間違いありません。ちなみにベルリンとは運河とオーデル川で繋がっており、運河の途中には有名なNiederfinow(ニーデーフィノー)の船舶エレベーターがあります。
でも今回は、おとなしくドイツ国内にしておきましょう。シュチェチンからも面白い船、航路があるんですけどね。それはまたいずれ。(つづく)
Berlinerさんこんばんは!
返信削除ブログ「船が好きなんです.com」でコメントを頂いたすぐると申します!
ベルリンに在住されてるんですね~スゴイ!
EUではさながら本州から九州に行くかのごとく気軽にお隣の国に行ける場所があるということですね。
パスポートすら持っていない私にとってはまったくわからない感覚です(笑)
私はドイツと言えばハパックロイドやハンブルグスドのコンテナ船を思い浮かぶのですが撮影されたことはありますか?
すぐるさん、こんばんは。
返信削除コメント、有り難うございます。
ベルリン在住は、全然すごくないです・・。流れ流れてここにいます。
すぐるさんは貨物船がお好きなんですね。そばで見ると迫力がありますよね。
今日、ロストックに行ってきました。勢いでフェリーに乗って対岸のデンマークに行って戻ってきました。パスポートコントロールはありませんでした。