ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2018年1月15日月曜日

焙煎工場という名の喫茶店

 コーヒーは自分で淹れるのが楽しい。フリーランスなので時間は自由になるが、コーヒーブレイクの度に喫茶店に通っていては仕事にならないので滅多に喫茶店には足を運ばない。したがって関心も薄い。ベルリンには、独立系の個性豊かな喫茶店が多く、街にアクセントを与えていて、洒落た喫茶店を探すのを趣味にしている人も多いようだが、こういうカフェ文化は私にとっては猫に小判かもしれない。

 しかし、このところのマイブームである「自家焙煎」のせいか、いつもは前を通り過ぎるだけの喫茶店にふと目が行った。そこには、大きくはないが RÖSTWERK - Kaffeeröstrei と書かれていた。つまりレーストヴェルク - 珈琲焙煎工場という意味だ。三日に一度は通る散歩道なのに今まで気づかなかったとは・・。いつからあったのか。最近できたのか。いやずっと前からあったのかもしれない。なかったのは私の意識の中のこと。

Röstwerk(焙煎工場)という名の喫茶店

 脳幹毛様体賦活系と言っただろうか、そんな脳の部分の働きで人は自分に必要な情報だけを集めるそうだが、この「発見」はまさにそれかもしれない。暗い店内を窓越しに覗いていると中からは私の姿がバッチリ見えたようで、店員がおいでおいでをしている。

 入ってみると中に焙煎機らしきものが置かれていてそのマシンからは排気のためかダクトが延びている。名前の通り、ここで焙煎をしてコーヒーを出しているようだ。店内で飲む他に焙煎したコーヒーも売られている。もしやと思い、

「生豆も売りますか」

と訊いてみたところ、生豆でも売るとのこと。

店内の様子。焙煎機から排気用のダクトが延びる。画像が曇っているのは煙ではなく、外との温度差でレンズが曇ったから。

 うちにはまだ生豆が残っているので今回は止めておいたが、次回は生豆を買いに来よう。今日は満席なのでケーキを一つ買って店を後にした。場所は、Seelingstr. 32, 14059 Berlin。


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