サツマイモのことを甘藷と言いますが、この言葉、どこから来ているんでしょうね。英語はSweet Potato(甘いポテト)だし、ドイツ語だとSüßkartoffel(甘い馬鈴薯)。オランダ語やポルトガル語、スペイン語でも「甘い芋」と表現されるのでしょうか。
しかし日本語で「甘藷」と言わず、「スイートポテト」というとサツマイモを使った甘い焼き菓子になってしまいます。
といった概念を弄ぶのはいい加減にして本題に。
今日はサツマイモが残っていたので、スイートポテトを作ってみました。ドイツだと普通のスーパーでは、サツマイモはあまりお目にかかりませんが、アジアショップやトルコ人の八百屋にならよくおいてあります。ただし日本のものと違ってあまり甘くない。日本のサツマイモのような色をした芋は、切ってみると中まで赤かったりするのでびっくり。その他、形はサツマイモでも色はジャガイモみたいなものもありますが、こちらもあまり甘くない。
そういった点を加味して、砂糖を多めに投入し、何とかそれらしいものができました。フォイルから出して皿に載せてみると、フォイルに接していた底の方は、こんがり焼き色がついていました。
味はまずまず。形はちょっと改善の余地がありますね。
ご挨拶
乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。
2011年11月5日土曜日
2011年10月30日日曜日
ミュージアムU(1) - U Sophie-Charlotte-Platz(ゾフィー・シャルロッテ広場駅)
この駅のホームには、地下鉄が建設されたときに描かれたと思われる完成予想図が展示されています。ということは、100年以上も前の作品? 本物でしょうか、レプリカでしょうか。見たところオリジナルのような感じですが。
駅自体も出入口がちょっと増えたくらいで、構造的には竣工時とあまり変わっていないようです。そして壁や柱と言った素材も当時のまま。東京の地下鉄は、古い路線もどんどん改修されて、きれいな新素材をつかってまるで舞台のセットのようですが、ベルリンの地下鉄は、改修する場合も昔と同じような素材が使われるようですね。質感に圧倒されます。
さて作品を見ていきましょう。
作品1:Nollendorfplatz
現在はこの駅にはドームがなく、骨組みだけが再建されました。いつか現在の姿も紹介します。
作品2:Gleisdreieck
おそらくGleisdreieck駅でしょう。ここの部分は地下鉄が地上に出て高架鉄道になっています。Gleisdreieckは「線路三角」という意味ですが、昔はインターチェンジのように立体交差とランプが組み合わさって三角形になっていたようです。
作品3:Hallesches Tor??
この駅は、??です。Hallesches Torだと思いますが、断定できません。
昔は地下鉄でも腕木信号機が使われていたようですね。
作品4:??
これもどの駅と確定できませんが、入口の感じでどこかわかるかもしれません。今度探しに行って来ます。
作品5: ??
どこでしょうか。入口が特徴的です。下を路面電車が走っていますので、Eberswalder Straßeでしょうか。
作品6:??
どこでしょうか? 見たことあるような・・。
作品7:車内
ベンチは木製のようですから三等車でしょうか。乗降口と座席の間には仕切板があって車内は落ち着きがあります。
作品8:Warschauer Straße?
当時はWarschauer Brückeと言ったそうですが。
作品9:路線図
タイトルにはHoch- und Untergrundbahnと書かれています。つまり高架及び地下鉄道ということですね。ここに描かれている路線がベルリン最古の路線です。
館内1:
柱には装飾が施されています。
館内2:
その柱の柱頭部分です。古典建築の影響でしょうか。まさに鉄の殿堂。
作品9の一部:料金表
赤字は早朝料金でしょうか。時差通勤にご協力を、という感じかな。
等級は三等と二等があります。一等車と言うのは、かなり特別なのか、当時は地下鉄には設定されていなかったようですね。
作品10:Wittenbergplatz
この特徴的な建物はこの駅をおいて他にありません。高級デパートKaDeWeの最寄り駅です。
作品11:入口
どこの駅でしょうか? Theodor Heus Platzにこんな入口があったような?

作品12:入口
Zoologischer Gartenと書いてありますが、こんな入口あったかな?
この装飾は、アールデコの影響でしょうか。
作品13:列車入線
これはこのSophie-Charlotte-Platz駅だと思われますが、柱の感じはちょっと違いますね。
その次の写真は、この駅の現在のようです。比べてみて下さい。
作品14:改札口
今のベルリンの地下鉄には改札はなく、ときどき車内検札が回ってきて、切符を持っていない人は懲罰的料金を徴収されるようになっていますが、当時は改札もあったのでしょうか。
作品15:Wittenbergplatz?
天井や柱が凝った造りですね。
作品16:Stadion
これは今のOlympia-Stadionのようですね。当時はオリンピック以前ですから、Olympiaとはいわなかったのですね。
新コーナー:ミュージアムU
ドイツ語で地下鉄のことをU-Bahnと言います。
ベルリンの地下鉄の駅の中には、構内に絵や写真などが飾られていて、美術館や博物館のようになっているところがあります。そんな展示を紹介するのがこのコーナー。
駅も古くて、昔のままの姿を留めているところもありますので、駅自体が博物館的な価値を持つところもあります。そんな場合は、展示品だけでなく、箱自体も紹介していきます。
2011年10月19日水曜日
ベルリンからアメリカ西海岸ロサンゼルスへ
Air Berlinのプレスリリース(2011年10月18日)によると来年の5月からベルリンからロサンゼルスへの直行便が開設されるとのこと。これまでもニューヨークをはじめアメリカ東海岸へは直行航路が開設されていましたが(ルフトハンザのワシントン線は長続きしなかった)、西海岸へは初めて。来年5月と言えば新空港開港(新装オープン)まであと一月、ベルリンもヨーロッパのローカルハブではなく、インターコンチネンタルなグローバルハブへのステップを一歩登ったという感じになるのでしょうか。
使用される機材はまだ発表になっていませんが同社のA330あたりになるのでしょうね。北米への航路は充実してきましたので、次は東アジア航路の充実に期待したいところです。
使用される機材はまだ発表になっていませんが同社のA330あたりになるのでしょうね。北米への航路は充実してきましたので、次は東アジア航路の充実に期待したいところです。
2011年10月16日日曜日
ベルリンからではないが、デュッセルドルフから東京へ直行便
10月14日付のルフトハンザのプレスリリースによると来年夏のスケジュールでデュッセルドルフ-東京(成田)が開設されるとのことです。機材はA 340-300。
ルフトハンザと言えば、A380やBoeing 747-8といった大型機の確保を続けていますので、ハブ-スポークの路線システムを継続しているようですが、一方でこれまで国際的なハブではなかった空港からの直行便を開設する動きもあるようですね。デュッセルドルフは日本をはじめ外国企業が多い街ですから、地方空港と言ってもサブハブ的な立地ですが。
となるとベルリンからの直航便開設の期待も高まるかな? 日本からベルリンに進出している企業は多くはないのでちょっと無理か。それでもベルリンをサブハブとするような後背地の発展に期待します。
ルフトハンザと言えば、A380やBoeing 747-8といった大型機の確保を続けていますので、ハブ-スポークの路線システムを継続しているようですが、一方でこれまで国際的なハブではなかった空港からの直行便を開設する動きもあるようですね。デュッセルドルフは日本をはじめ外国企業が多い街ですから、地方空港と言ってもサブハブ的な立地ですが。
となるとベルリンからの直航便開設の期待も高まるかな? 日本からベルリンに進出している企業は多くはないのでちょっと無理か。それでもベルリンをサブハブとするような後背地の発展に期待します。
2011年10月14日金曜日
Boeing 787でベルリンへ/からの新ルートに期待
全日空へのボーイング787納入で、来年から羽田 - フランクフルト線が開設されるとの報道がありました。ベルリンと日本の直行便再開を期待していた私にはがっかりだったのですが、ボーイング787で新ルート開設の機運が高まったのは事実。
この、運航コストの低さを長所とする中型機によって、これまでになかったようなルートが開設されるかもしれません。私が期待するのは、直行便でなくとも、ドイツ以東の中部ヨーロッパからのルート。これまでベルリン以東の空港を経由して日本へとなると、経由地まで飛ぶことによって明らかに日本に近づくのはヘルシンキかモスクワくらいしかありませんでした。あとは、ほとんど近づかないが遠回りにはならない空港としてはコペンハーゲンとウィーンくらい? イスタンブールもオリエントの入口ですが、こちらは南に迂回することになりますので、日本へはかえって遠くなるかも。
これから日本への直行便を開設しそうな中部ヨーロッパの航空会社というとLOTポーランド航空が最有力候補でしょうか。なんといってもボーイング787を来年春には受領し、日本への乗り入れも許可が出ているそうですから。
ベルリンからワルシャワに飛んで、そこから東京へなんて路線ができれば、ベルリン - 東京はちょっと便利になりますね。心配なのは、ワルシャワの乗り継ぎで時間がかかるんじゃないか、ということ。西ヨーロッパのハブ空港だと巨大な空港でも1時間くらいで乗り継げることもありますが、これは多分に手荷物の荷役が自動化されていることによるのでしょう。ワルシャワの空港にそういうシステムが導入されていないとなると、折角ショートカットのルートができても、乗り換えで時間を取られてしまって、全体ではかえって時間がかかってしまったなんてこともあるかもしれません。
それともう一つ気になるのがLOTの787の座席配置。私が乗るであろうエコノミークラスは、全日空は2-4-2の横8列なのに、ポーランド航空はどうも3-3-3の横9列らしい。ちょっときついかもしれません。
いずれにしても来年春のお楽しみです。
この、運航コストの低さを長所とする中型機によって、これまでになかったようなルートが開設されるかもしれません。私が期待するのは、直行便でなくとも、ドイツ以東の中部ヨーロッパからのルート。これまでベルリン以東の空港を経由して日本へとなると、経由地まで飛ぶことによって明らかに日本に近づくのはヘルシンキかモスクワくらいしかありませんでした。あとは、ほとんど近づかないが遠回りにはならない空港としてはコペンハーゲンとウィーンくらい? イスタンブールもオリエントの入口ですが、こちらは南に迂回することになりますので、日本へはかえって遠くなるかも。
これから日本への直行便を開設しそうな中部ヨーロッパの航空会社というとLOTポーランド航空が最有力候補でしょうか。なんといってもボーイング787を来年春には受領し、日本への乗り入れも許可が出ているそうですから。
ベルリンからワルシャワに飛んで、そこから東京へなんて路線ができれば、ベルリン - 東京はちょっと便利になりますね。心配なのは、ワルシャワの乗り継ぎで時間がかかるんじゃないか、ということ。西ヨーロッパのハブ空港だと巨大な空港でも1時間くらいで乗り継げることもありますが、これは多分に手荷物の荷役が自動化されていることによるのでしょう。ワルシャワの空港にそういうシステムが導入されていないとなると、折角ショートカットのルートができても、乗り換えで時間を取られてしまって、全体ではかえって時間がかかってしまったなんてこともあるかもしれません。
それともう一つ気になるのがLOTの787の座席配置。私が乗るであろうエコノミークラスは、全日空は2-4-2の横8列なのに、ポーランド航空はどうも3-3-3の横9列らしい。ちょっときついかもしれません。
いずれにしても来年春のお楽しみです。
2011年10月9日日曜日
スペルト小麦を使った白パン
スペルト小麦のことをドイツ語でDinkelと言いますが、近所のBioスーパーにスペルト小麦の強力粉630番がありましたので、それを使って白パンを焼いてみました。
これまで使ってきたスペルト小麦は全粒粉です。これもいい味なのですが、これでは白パンは焼けません。普通のスーパーで売られているスペルト小麦は皆全粒粉でした。
スペルトの630番は、性質が通常小麦の550番によく似ていて、前に550番で白パンを焼いたときのレシピがそのまま使えました。
焼き上がり具合はこんな感じです。
我ながら大成功。切ったときに上る湯気と香りをお届けできないのが残念。
これまで使ってきたスペルト小麦は全粒粉です。これもいい味なのですが、これでは白パンは焼けません。普通のスーパーで売られているスペルト小麦は皆全粒粉でした。
スペルトの630番は、性質が通常小麦の550番によく似ていて、前に550番で白パンを焼いたときのレシピがそのまま使えました。
焼き上がり具合はこんな感じです。
我ながら大成功。切ったときに上る湯気と香りをお届けできないのが残念。
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