ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2012年5月8日火曜日

閉鎖間近のベルリンテーゲル空港(3)

テーゲル空港、閉鎖まであと一月をきったとセンチな気分になっていたら、なんとベルリン・ブランデンブルク国際空港開港延期、つまりテーゲル閉鎖延期になってしまいました。

時間に厳しいドイツ人はどこに行ってしまったのでしょうか。しかし新空港開港延期の理由が安全技術上の問題が開港までに解決できないからだとか。安全第一ですから焦らずにじっくりとやって頂きたい。

それで延期された開港日程が、いつになるのかはまだはっきりとはアナウンスされていないようですが、夏休みの後になるとか(参考:BERのサイト)。ちなみにベルリンの夏休みは6月20日(ブランデンブルク州は21日)に始まり8月3日(ブランデンブルク州も同日)に終わります。新開港日程はその後ということでしょうか。

テーゲル空港の寿命が少し延びましたが、おかまい無しに閉鎖間近の様子を写真で紹介紹介します。これらの写真は、一時帰国から戻った4月20日に撮影したものです。

まずはエプロンから見たメインビルディングです。ガラス張りの塔は階段棟です。展望台ではありませんが、そこに登ると離着陸する飛行機がよく見えました。



次は、駐機中の飛行機。赤い尾翼はAir Berlin。中央はLufthansaです。緑のマークはGermaniaでしょうか。Air Berlinは、現在ドイツ第二位の航空会社ですが、テーゲルではもっとも多く目にする航空会社になりました。ターミナルCは、Air Berlin専用ターミナルという感じになっています。



こちらは駐機場から見たターミナル。赤い窓枠とボーディングブリッジが特徴的です。



下の写真は格納庫とカーゴ地区です。カーゴ地区と言っても非常に狭い。



飛行機が到着して委託荷物が出てくるターンテーブルです。左の壁の外はもう駐機場です。ターンテーブルは外にも続いていて、そこで飛行機から降ろした荷物をターンテーブルに載せます。

テーゲル空港を使うのはこれで最後かと思って写真を撮りましたが、閉鎖の日程が延期されて、閉鎖までにもう一度くらい使うことがあるかもしれません。

2 件のコメント:

  1. たぬきです。
    先日お世話になったばかりの空港なので、閉鎖延期は何だかうれしい・・・
    [2]に記載の通り、空港は非常に機能的でした。
    チェックインカウンターのドアの後ろは、セキュリティで、その壁(板)の後ろはもう搭乗待合室でした。

    渡航前に[2]が公開されていたら・・・
    1時間半前に待合室に到着して、人間観察にも飽き退屈の極み。テーゲルで、”ベルリンベア”の”何か”小さな置物を自分へのお土産に購入予定していたのですが、おっしゃる通りキオスク程度の販売しかなく、涙が出ました。

    少々恨み節の投稿になりましたが、大都市にこんなにコンパクトな空港!!びっくりでした。

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    1. そうでしたか、待合室に閉じ込められたのは災難でしたね。本当に退屈。
      この空港が出来たとき、ベルリンはまだ陸の孤島でしたので、この空港で乗り継ぐお客は皆無に等しかったでしょうから、乗り継ぎの便、乗り継ぎのために長時間待つお客の過ごし方には全く配慮していませんね。
      コンセプトとしては、西ベルリンの人が自動車で来て空港に車を置いてさっと飛行機に乗れる、というのを目指していたようです。

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