久しぶりの更新になりました。
このごろ過去の船旅に思いを馳せています。関心の対象はドイツと東アジア、日本を結ぶ航路。
最近は、Die Ostasienschnelldampfer SCHARNHORST, POTSDAM und GNEISENAU des Norddeutschen Lloyd(『北ドイツロイドの東アジア急行汽船 - シャルンホルスト、ポツダム、グナイゼナウ』)という本を読んでいます。
船の歴史に詳しい方には説明の必要はありませんが、これらの船は1930年代の半ば、ドイツが国家の威信をかけて建造し東アジア航路に就航させた船です。それまでブレーメンから上海までドイツの船では52日もかかっていたのを34日に短縮させた画期的な俊足船です。
しかし北ドイツロイド社が単独で建造するには資金確保が難しく、当時のナチス政権下の政府から得た補助金をつぎ込んで実現した船です。その俊足は、その後欧州航路向けに造られる日本郵船の新田丸級にも影響を与えたことでしょう。新田丸級にも優秀船として国からの資金援助が入っていたということですから、この急行汽船と似ていますね。そして両方とも三姉妹というのも同じ。ただドイツの三姉妹は、それぞれ個性が強く、日本の三姉妹に比べるとあまり似ていないシュヴェスター(姉妹)です。
シャルンホルストは、日本に来航していたとき(正確には日本からの帰途)に第二次大戦が勃発し、帰りの航海ができなくなり、日本に留まりました。その結果、戦時中、優秀船として国家の援助で造られたNYKの新田丸級が航空母艦に改造されたようにシャルンホルストも日本に売却された後に日本海軍の航空母艦、神鷹に改造されました。その俊足が災いしたということになりますね。
紹介した書籍は、Prof. Dr. Peter Kuckuk(Dr. ペーター・ククーク教授)の作ですが、内装の写真もあって当時の船旅が偲ばれます。
ご挨拶
乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。
2010年9月30日木曜日
2010年7月3日土曜日
砕氷船のフェリーなんてあり?(3)「ありそうな」どころではなかった砕氷能力
前の記事で氷の海を行くフェリーの写真(リンク)を紹介し、「砕氷能力がありそうな」と書きましたが、他のページを探したところ、間違いなく砕氷能力があるということがわかりました。そのページはこちら
2010年6月26日土曜日
砕氷船のフェリーなんてあり?(2)港に行けない
ますは、Malmöとトラーフェミュンデを結ぶ、砕氷能力もありそうなフェリーの写真をネット上に見つけましたので紹介します。
http://www.skandinavische-reiseagentur.com/finnland/finnlines/nordoe_link/travemuende-malmoe.htm
コンテナ船の一部を客室にしたような露骨な貨客船です。日本でも沖縄辺りにこういう船容のフェリーがあったと思いますが、ここまで半分貨物船、半分客船という船は少ないのではないでしょうか。バルト海には結構このタイプの貨客船があるようなんですけどね。
さてベルリン - サスニッツ - Trelleborg - Malmö - トラーフェミュンデという旅を計画したのですが、このルート私にはちょっと問題がありそうです。
2010年6月22日火曜日
砕氷船のフェリーなんてあり?(1)概要
この前、ロストックからデンマークに渡ってみて、バルト海にどんな航路があるのか、少し見えてきました。気軽に乗れそうなフェリー航路が結構ありますね。
そんな航路を使って、ちょっと旅の計画を練ってみました。こんなルートはどうでしょうか。
2010年6月5日土曜日
ショートクルーズはクルーズにあらず?
去年「クルーズ」に参加しました。ケルン発着のライン/モーゼル川3泊4日。短いクルーズでしたし、訪れたのはどこもありふれた観光地でしたが、ゆっくりと景色を楽しむことができ船のサービスにも大満足でした。私にとっては初めてのクルーズ体験になりました。
この夏もできればクルーズに参加したいと思い、去年手配してくれたエージェントのサイトで検索し何度か申し込んでみましたが、結果はどれも売り切れという回答。どれも手頃な価格のものでしたので、直ぐにいっぱいになってしまったのかな、と思って再度そのサイトで検索してみるとやっぱり同じものが表示されます。そして再度申し込んでもやはり売り切れと言う回答・・。どうなっているの?
2010年6月2日水曜日
2010年5月26日水曜日
ふと、海を見たくなるときがある(11)- 日帰り海外旅行?の旅費。
バルト海を越えてデンマークの岸まで行きました。上陸はしませんでしたが、これって海外旅行でしょうか。今回はその費用を計算してみました。
まず乗車券、乗船券ですが、
まず乗車券、乗船券ですが、
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