数日前の報道によるとベルリンとライン地方を結ぶICE路線、つまりベルリン・シュパンダウからヴォルフスブルク、ハノーファーへ向かう高速線が不通になっているそうだ。原因は、この前の洪水。エルベ川にかかる橋梁が損傷し、復旧には今年暮れまでかかるとのことだったが、相当深刻な被害だったのだろうか。それまでICEは、マグデブルクを経由する「在来線」を迂回するそうだ。
この路線、1998年まではライン地方とベルリンを結ぶ幹線だったが、ヴォルフスブルクとシュパンダウ間の高速線が完成してからは、ICEのメインルートからは外れていた。今回、そこをICEの多くの列車が通るとしたら15年ぶりということになる。
1998年、私は一時期フランクフルト/マインに滞在しており、試験を受けにベルリンに来たときは在来線を通ったが、その結果を見に再びベルリンに向かったときにはルートが新線へと切り替わっていて、知らずにいて予定よりも早いベルリン到着に驚いたものだ。当時はまだベルリン・ツォーが西ベルリン地区のメインステーションだったが。
今夏はデュッセルドルフに行く用事があるが、ICEに乗ったら昔を懐かしんでみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿