ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2013年6月25日火曜日

ハンブルク港誕生祭を見学に(4)Cap San Diego見学

 港のプロムナードは人で混み合っているし、岸と航路との間にはいろいろな障害物があり船がよく見えない。どこかよく見られるところはないものかとプロムナードを歩きながら探していると、目に入って来たのがこの船、ハンブルク港に繋留されているCap San Diego。
 氷川丸ほどは古くはないが、ハンブルク港の博物館船。このデッキに上がれば航路がよく見渡せるのではないかと判断し入館。

 モデルシップ製作の参考にするためにかなり撮影したのだが、ここに掲載したのはその一部。



 ブリッジ。氷川丸なら神棚があるところだが、この船にはそういったものはない。キリスト教の祭壇もない。



 ハウスは流線型が美しい。戦後の船という印象。



 この船は、貨物を中心とした貨客船だが、もちろんキャビンがある。



 こちらは図書室兼サロン。読書と乗客同士の対話は、この船の現役当時、船旅の最大の娯楽だったのだろう。


 保存船Cap San Diegoと氷川丸の最も大きな違いは、この船が動態保存であると言うこと。エンジンは今も生きていて、船内の電源用にいつも一部が動いている。

 と駆け足になってしまったが、港祭りそっちのけでじっくりと見てしまった。この船、また訪れてみたい。これほど見どころがあるとは思わなかった。次回は、もっと時間をかけてオーディオガイドも聞いてみたい。あと宿泊も! いつになるか分からないが。

2 件のコメント:

  1. 時々まったり拝見させて頂いてます。たぬきです。

    生きているエンジンと、美しい流線型にうっとり。

    まだまだセカセカあちらこちら見て周りたく、
    時間と精神に余裕ができ、のんびり船旅をしてみたいと思うのは、いつのことやら・・・です。


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    1. たぬきさん、というと変かな。たぬき様、これもなんか変ですね。でもコメント有り難うございます。お久しぶりです。
      一度、クルーズに参加して良かったので、このブルグを作ったのですが、以来クルーズには参加していません・・。フェリーや鉄道の旅はありましたが。
      確かにクルーズに代表される船旅は、時間と精神、そしてある程度の経済的な余裕が必要ですね。それなしで何とかクルーズに参加してもクルーズの良さはというのは味わえないでしょう、そう思います。
      でも「クルーズ」って船に限りませんよね。クルーズトレインなんてのも最近認識されていますから、徒歩やバスでのクルーズがあってもいいわけです。と考えると我々は既にクルーズになじみが深いといういうことになりませんか。私は最近、徒歩でのクルーズがブームです。ドイツ語だとWanderungと言いますが、ドイツには短距離から長距離まで遊歩道が沢山あります。遠くに行かずともそういうところをゆっくりと歩いてみるというのも、かなり贅沢なクルーズなんだなと感じています。週末にぶらっと10 kmくらい。楽しんでいます。

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