ご挨拶

乗り物好きを自任していましたが、このところ徒歩での旅行がマイブームです。

2013年1月16日水曜日

ベルリン交通事業体(BVG)年間パス購入

 今年1月9日に日本からベルリンに戻り、空港のBVGカウンターでベルリンABゾーン年間パスを購入した。価格は710ユーロ也。おまけにボールペンが二本付いて来た。

 12ヶ月乗り放題で710ユーロ(月額にすると約60ユーロ)が高いか安いかは使い方次第。これまでずっと年間パスを買っていたのだが、仕事が忙しく出歩くことが減ったために昨年は購入しなかった。今の状況だと、必要が生じた際にその都度切符を購入していた方が金銭的にはお得なのだが、そうしているとフリーランスで家で仕事をする私はますます出不精になって近所以外に出歩かなくなってしまったこと、毎回切符を買うと自動販売機の性能が著しく低いために毎度イライラし時間のロスも多いこと、毎回購入するのが煩わしいことなどがあって今年は自分の行動範囲拡大に投資することにした。

 さてこれを使ってどこへ行こう? 仕事のための資料収集や取材、買い物はもちろんだが、ブログのための撮影や新しい企画、例えば廃線跡探訪にも使いたい。春が待ち遠しい。


2013年1月13日日曜日

パリCDGでの乗り継ぎが改善

 今年の年末年始は久しぶりに日本で過ごした。今回、往路はベルリン-パリ-東京(羽田)、復路は東京(成田)-パリ-ベルリンというコースをエールフランス便(往路のパリ-東京はJALの機材)で飛んだ。

 何回か利用したコースだが、これまでと変わっていたのは、往路ではパリCDGで乗り継ぐときにセキュリティーチェックを受けなくて済んだという点、そして復路では乗り継ぎ便出発までの時間をターミナル内の搭乗待合室で過ごすことができ、軽食も配られたという点。

 往路では乗り継ぎの指示通りに歩いていくといつの間にかターミナルMに辿り着いた。その間、面倒なセキュリティーチェックはなかった。ベルリンで既にチェックを受けているのだから、新たに乗り込む乗客と混ざらないようにすれば再度のチェックは不要なのだろうが、今回それが可能になったということか。

 ターミナルMはいつできたのか知らないが、設備・調度類が新しくとてもきれいだった。



 復路は、成田を21時55分に発つ便でパリへ。この便は出発が夜遅いこともあり、自然と眠れるというメリットがあるが、パリに早朝に着いてしまうというデメリットもある。夏時間で4時過ぎ、今回は冬時間でもあったので3時のパリ到着。また時間調整のためにゆっくりと飛ぶため飛行時間が長いのも辛いところ。今回の飛行時間は13時間だったので、この点も以前と違うところ。以前の14時間超に比べれば楽だったが、その分午前3時には降りなければならず、7時25分のベルリン行きまで外で凍えていなければならないはずだった。
 しかし冬でもありそれがあまりにも過酷だと判断されたのか、機外に出て誘導にしたがっていくとターミナルFに入れるようになっており、そこで軽食が配られた。これでひもじい思いも凍える思いもせずに済んだ。
 この時期にこの便を使ったのは初めてだったので、もしや以前からこのようなサービスがあったのかもしれないが、私には初の体験。サービスの改善は明らかであり難かったのだが、難を言えば、ターミナル内は凍えるほどでなくても、暖房があまり効いておらずかなり寒い。外に出るのと同じ格好をしていなければやはり寒いという点か。すべてを望むわけにはいかないのでこれでよしt


2013年1月8日火曜日

ようこそベルリンへ - テーゲル空港にて

 BER ベルリン・ブランデンブルク国際空港は2013年の開港も危うくなり、2014年にずれ込む気配。新空港の開港を考慮に入れてにわか造りの施設が目立つテーゲル空港。バロックならぬバラック様式とでも呼ぼうか。
 2012年から13年にかけて久しぶりに日本で年を越すことになり、そんなテーゲル空港に大晦日を二日後に控えた29日にやって来た。パリで乗り換えて東京に向かうため。
 早朝と言うこともあり、また荷物が多かったためにタクシーを使った。タクシーを降り荷物をチェックインカウンターへと運ぶのにカート置き場に向かい、一つを引き出そうとして驚いた。カートがスーパーで使うようなコインを入れてチェーンからはずす方式になっていた。財布をのぞいたがあいにく1ユーロコインがない。仕方なく持ちにくい荷物を引きずってカウンターへ移動。
 この方式はカートを整理する要員を省き、コスト削減にはいいのだろうが、何とも利用者泣かせ。飛行機がときには長距離バス並の料金で利用できる今日、空港でのサービスがバスターミナル並になったとしても文句は言えないということか。
 ドイツの他の空港がどうなっているのかわからないが、テーゲル空港を利用される方は小銭のご用意をお忘れなく。