今回も言葉の説明から始めないといけませんね。
スペルト小麦というのは、小麦の原種だそうですが、一時期栽培されなくなっていたのが復活したのだそうです。いろいろな効用が知られていますので関心のある方は調べてみてください。ちなみにドイツ語ではDinkelと言います。スーパーの粉ものの棚に置かれていたのを以前から知っていたのですが、かなり高価なのでなんなんだろうと思っていました。今回、使うことになり興奮気味です。
次は、クヴァーク。ドイツ語ではQuarkと書きます。辞書には凝乳やカードと言う訳語が載っています。チーズの原料だそうですが、濃いヨーグルトのような感じです。
そしてブレートヒェン。ドイツ語ではBrötchenと書きます。ブロートBrotがパンですから、そこに-chenがつくと小さなブロートです。
で、下の写真に材料が勢揃いしています。クヴァーク、蜂蜜、イースト、砂糖、ディンケル
(全粒)、塩、レーズンです。ちょっとここには入っていませんでしたが、水とバターも必要です。
クヴァークはは脱脂のもの、Magerquarkを使います。レーズンもいろいろな種類があるんですね。知りませんでした。レシピにはどれを使えとは書いてありませんでしたので、適当に選びました。
やたらとja!と書いてある製品が多いですが、ドイツのスーパーによくある安価なブランドです。味は、悪くはありません。私が買い物すると、一番安いものを買うので、籠の中がja!祭りになってしまうことがよくあります。
作り方ですが、まずはこの材料をすべてボールに放り込みます。
次は前回と同様、ハンドミキサーで5分間こねます。うちでは電動ドリルと呼んでいます。
5分間こねたものが下の写真。均質に混ざったようです。
これを布巾で蓋をして暖かいところに置いておくと下の写真のように膨れます。
打ち粉をして長く伸ばし、
16個に切ります。皆同じ大きさになるように(下の写真はなっていませんね)。
それを丸めて紙を敷いたプレートの上に並べます。
もう一度暖かいところに置いておくと、こんなふうに膨れます。うちのプレートはちょっと小さすぎましたね。隣の生地とくっついてしまっています。
そして200度にしたオーブンで25分ほど焼くと出来上がりです。ちょっと焦げたかな。
こんなにできてしまいました。しばらくディンケルブレートヒェン祭りになりそうです。
味はなかなかですが、期待していたほどではありませんでした。もう少し風味が違うのかなと思ったのですが、それほどでも・・。
かなりうまいのですが、当初の期待が大きすぎたようですね。
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