ドイツの首都ベルリン(Berlin)とスウェーデン南部の都市マルメー(Malmö)を結ぶ「ベルリン・ナイト・エキスプレス」のことは以前「海を渡る阿房列車」で紹介した。鉄道連絡船での旅客列車航送自体貴重な存在になっているが、さらに貴重なナイトフェリー。
しかしベルリン - ザスニッツ - トレレボリ - マルメーには以前はEN(ユーロナイト:欧州国際夜行急行)だけでなくEC(欧州国際急行列車)も設定されていた。そんな昼便は、なくなって久しいが、今年(2014年)一時的に復活していた。
ベルリン・ナイト・エキスプレスのHPで運行スケジュールを見ると、今年は6月8日にベルリンを9時30分に出発する便が掲載されている。
ベルリン:9時30分
ザスニッツ:13時
トレレボリ:17時15分
マルメー:18時15分
列車番号はいつものEN300ではなくEN302となっているので臨時列車的な扱いなのだろうか。事前に知っていれば、無理をしてでも乗りたかったのだが、とき既に遅し。気がついたときにはもう運転終了。そして夏のスケジュールではこの日一回の運転。Googleの画像検索で調べてみたところ、どうも機関車+簡易寝台客車3両の編成で運行された模様。
さらに面白いことに昼間の運転にも関わらずEN302(ユーロナイト)という扱い。ということは昼間でも寝台を使えたのだろうか。興味は尽きない。再度の運転を望む。