北ヨーロッパの日の長い夏を利用して、ベルリンからポツダムまでE11を伝って歩いてみた。距離にして25 km(vgl. http://www.wander-bahnhoefe-brandenburg.de/wanderAbschnitt_E11_durch_Berlin.php?wh=wn)。山あり谷あり、川あり湖あり、自然あり文化、歴史ありでとても面白い体験だった。写真を中心に三回に分けてレポートしたい。
第一回はS Bahn Heerstraße(ヘアシュトラーセ)駅からGrunewaldturm(グルーネヴァルトトゥルム)まで。
まずはHeerstraße駅へ。駅前でバスを降り脇の道Teufelseechausseeを進みTeufelbergを目指す。
途中から舗装道路を逸れて森の中へ。ハイカーやサイクリングを楽しむ人も多い。
どうも道を間違ったようで、「そり滑走路」に出てしまった。これを上ると山頂へ近づくが、そこでもまた道を誤り、元の舗装道路(Teufelseechaussee)に出てしまった。気にせずこの道を奥へ進む。行き先はTeufelsee(トイフェルゼー)湖。コンパスが意外と役に立つ。
Teufelsee湖。暑い日だったためか水遊びをする人も多かった。FKKの方々も。
分かれ道では迷うことも多いが、それも楽しみの一つ。
グルーネヴァルトの森。サイクリングロードにもなっているところは、自転車がよく通るのでそれほど寂しくない。
分かれ道には道しるべがあるときもある。
雨宿りのできそうな小屋もある。幸いこの日は雨は降らなかったのだが。
所々に案内のための地図もある。
もうグルーネヴァルトトゥルムは近いが、急な坂が行く手を阻む、ってほどでもないが、ラストスパート。
グルーネヴァルトトゥルムに到着。これで10 km。14時にヘアシュトラーセ駅を出発して15時25分にここに到着。今回のコースはトイフェルベルクの登りは結構きつかったが、多くはサイクリングロードをかねた道で、歩くのにそれほどきつくはなかった。それでもちょっとした冒険気分もあり、楽しめる。
グルーネヴァルトトゥルムにはカフェ/レストランがあり、喉を潤すも良し、空腹を満たすのも良し。
ちょうどHavelchausseeをクラシックバス(と言うほどは古くはないが)が来たので、S Wannsee駅経由で家路に就く。心地よい疲れ。
この路線218系統は、こんなクラシックバスが走っている。時刻表を見るといつこのクラシック車両が来るかわかる。以前乗った車両は、今日の車両よりももっと古いタイプ。
今日のものは、私がベルリンに来た1998年にはまだまだ現役だった。これがクラシックバスなら、私自身も随分とクラシックになったということになる。
15時50分、Wannsee駅に到着。
次回のレポートでは、グルーネヴァルトトゥルムとニコラスゼーの間を歩く。